令和5年度第3回山城北地域保健医療協議会・山城北地域医療構想調整会議合同会議の概要
1.日時
令和6年3月11日(月曜)14時~15時30分
2.場所
山城広域振興局1階大会議室
3.出席者
別添名簿のとおり
4.会議概要
(1)京都府保険医療計画(山城北地域版:令和6年3月)について
- 資料1、資料1-1、資料1-2により事務局から説明
(主な意見)
- 認知症対策については、早期発見、早期治療が大変重要視されてきている。また、初期集中支援チームや認知症サポート医がどのように認知症対策に関与するのかという点が、今後の認知症対策はますます重要となってくると考えている。
- 新興感染症に係る医療機関の協定締結に関し、地区医師会としては積極的に取り組んでいきたい。そのためには、適切、有効な情報を提供していただきたい。また、新興感染症対策に関して地区医師会との間でスムーズな情報交換ができる仕組みがあれば良いと考えている。
- 精神疾患に関し、小児科医療機関と精神科医療機関との連携が必要と考える。また、アルコール依存症について、身体疾患として身体面の診療科の医療機関で対応していただいている。依存症として取扱うのは難しい方もいる。
- 初期救急について、宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市に、休日急病診療所が設置されているが、日曜、祝日の昼間だけの対応である。また、病院では、ウォークインが増えている。
- 休日急病患者のウォークインのニーズがあることから、地域でウォークインの救急体制がなんとかならないか。当番病院、当番医院など持ち回り的な体制はどうか。
- 休日急病診療所は複数の医師が交代で対応しており、対応も難しい。今後、新興感染症の医療機関として協定締結の際は、輪番制なども検討していきたい。
- 初期救急の問題は、日本全国の問題である。地区医師会に委託して実施している制度に無理があると思う。対応は行政がすべきである。また、ある程度集約することが必要であると考える。
(事務局)
→ご意見を踏まえ、次期計画の中で、当協議会等で検討を進めて参りたい。
(2)京都府保健医療計画(山城北地域版:平成30年3月)の進捗状況について
(報告事項)
(3)医師の働き方改革に係る特例水準の指定について
(4)外来医療における紹介受診重点医療機関の現況確認及び公表について
(5)府立病院(洛南病院)経営目標について
(6)病床不足圏域における病床整備状況について
(7)高度救命救急センター及び救命救急センターの指定に向けた取組みについて
(8)地域医療提供体制データ分析チーム構築支援事業の概要について
- 資料3、資料4、資料5、資料6、資料7、資料8により事務局から説明
- 意見等特になし
(配布資料)