『環』の公共事業 第1回ワーキング 開催結果
「地域環境と公共事業を検討する住民会議」と題し、地域住民参画のもと、平成20年度第1回ワーキングを開催しましたのでその結果を公表します。
開催日時等
- 日時 平成20年11月12日(水曜日) 19時00分から21時00分
- 場所 みやづ歴史の館大会議室
概要
趣旨
住民参加の下で、地域で同時期に行われる公共事業を一体的に評価し、地域の自然及び文化環境とより調和した公共事業を目指す。
関係事業
宮津市大手川流域の河川事業、砂防事業、治山事業 他
出席者
京都府立大学大学院生命環境科学研究科助教 三好岩生氏 (コーディネーター)
自治会役員等 14名
京都府、宮津市関係職員
結果
- 土砂災害が起きやすいという地域特性を踏まえ、各事業における水路断面の整合性をとるなど、上流域から下流域まで、関係する公共事業の担当部局の連携を深める。
- 公共事業の実施と併せて、地域住民も荒廃している里山などの整備を進め、地域の保水力を高めるとともに、景観再生を目指す。
- 地域住民が出来上がったものを守っていく仕組みを検討し、整えていく。
住民からの主な意見
- 大手川流域が非常に危険な地形・地質であることを知らない人が多い。
- 山林・農地すべてにおいて保水力が落ちている。地域全体の保水力を高める対策が必要ではないか。
- 災害に強い川と、自然が残り地域が利用出来る川を両立させた整備を望む。
- 今ある物(構造物や自然環境などすべて)をうまく整備し、保っていくことが重要である。
- 地域住民が公共事業で出来たものを守っていく仕組みが必要である。