『環』の公共事業 平成20年度外部評価委員会(第2回) 開催結果
平成20年度第2回外部評価(平成20年度第2回検討委員会)が開催されましたのでその結果を公表します。
開催日時等
- 日時 平成21年3月10日(火曜日) 10時00分から12時00分
- 場所 西別館大会議室C
評価対象事業
- 今回の対象事業は以下の2件です。
- 箇所名をクリックすると、構想評価シート(本評価結果を反映させたもの)が参照できます。
評価概要
全体的事項
- 評価対象事業と関連する他の公共事業について、構想段階のものも含めてしっかり調査し、地域環境の全体像の把握に努める必要がある。
- 特定の希少な野生生物の保全対策にとらわれすぎている。生物多様性の観点からは里地里山など地域の自然生態系を守るという視点も大切である。
- アクションプランとしてPDCAサイクルを機能させるため、事業実施後の状況を抽出して再度評価する取組も必要である。
農業用河川工作物対策関係
- 生物多様性には土砂移動が重要であり、桂川全体の河川環境から考えて検討すべき。
- 堰の操作を工夫して水位の上下動を確保することで、生き物に不可欠な環境かく乱を起こすことも検討すること。
漁港施設関係
- 「絶滅危惧種が認められない」という記載は必要ない。希少種ではなくても在来種やその場の生態系を保全する視点が必要である。
- 自然との調和を図るためには、地域の漁師など、経験的に自然を熟知している人の意見をよく聞くことが必要
- 漁港で働く人、地域住民のことを考えて、舗装などの港内整備を行ってはどうか。