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「景観」とは、地形や植生などの自然と、建物や道路などの人工物が織りなす眺めや風景のことです。
長い歴史により育まれてきた地域の文化や、人々の生活、生業、祭事などから醸し出される地域の息づかいや温もりを、私たちは魅力ある景観として五感で受け止め、安らぎ、楽しさ、荘厳さなどを感じます。
京都府景観資産登録制度とは、こういった地域固有の歴史や文化に裏打ちされた府内各地の身近な景観とその景観を支えている地域の活動を合わせて、景観資産として登録することによって
を図り、府内の景観づくりを進めるものです。
京都府景観資産登録の提案に当たって、提案書や保存活用計画書の作成などを円滑に進めるため、提案しようとする団体に対して、京都府が建築、まちづくり、色彩、緑化等の景観の専門家を優先的に派遣します。
なお、登録後も保存活用のために景観アドバイザーの派遣を受けることができます。
京都府景観資産に登録されると、京都府や関係機関が、ホームページへの掲載やパネル展示などによって積極的に広報を行います。また、申請者自身が景観資産に登録されたことをアピールすることによって、多くの方に登録箇所と活動を知ってもらうことができます。
京都府景観資産の登録方法をわかりやすく解説したガイドブックを作成しました。景観資産を登録する際の事務手続きや、提案書、保存活用計画書の記入例などが載っていますのでこちらも御覧ください。
京都府景観審議会で審議した結果、現在の状態では京都府景観資産として登録するには条件が不十分だが、今後、保存活動等が改善されれば登録できる可能性があると判断された案件に対しては、予備登録としてリストに掲載します。
都市計画課計画係
電話 075-414-5327
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