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更新日:2025年2月13日

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温室効果ガス排出量の集計結果(第五計画期間第1年度)

京都府では、温室効果ガスの排出量を削減するため、京都府地球温暖化対策条例により、温室効果ガスを大量に排出する事業者(特定事業者)に対し、排出量削減報告書の作成及び提出を義務づけています。
この度、第五計画期間(令和5~7年度)の第1年度となる令和5年度の実績について、特定事業者から排出量削減報告書の提出があり、以下のとおり取りまとめました。

1.令和5年度実績報告書の取りまとめ結果

  • 令和5年度の特定事業者の排出量合計は348.3万トン-CO2で、同事業者の基準年度排出量(令和2~令和4年度実績の平均値又は令和4年度の実績値)から18.4万トン-CO2削減(▲5.0%)
  • 第5計画期間の総合的な評価は、計画期間終了後の令和8年度に実施

温室効果ガス排出状況

業種区分

※1

事業者数

基準年度

排出量

(万t-CO2)

令和5年度実績

※2

目標

削減率

(%)

排出量

(万t-CO2)

基準年度比増減量

(万t-CO2)

基準年度比増減率

(%)

産業部門

110

189.8

172.4

▲17.4

▲9.2

▲4.0

業務部門

107

151.4

146.9

▲4.5

▲2.9

▲6.0

運輸部門

22

25.6

29.0

3.4

13.4

▲2.0

合計

239

366.7

348.3

▲18.4

▲5.0

 

注※1府内の特定事業者は239事業者で、うち府への提出義務者は158事業者
  京都市内のみに事業所がある特定事業者(81事業者)については、京都市から提供のあった報告値を合算
注※2目標削減率は、府地球温暖化対策指針で規定
注※3四捨五入の関係で、各欄の値の合計と合計欄の値が一致しない場合がある

2.事業者での主な排出量削減の要因及び取組

<産業部門>

  • 再生可能エネルギーの導入や省エネ型設備への更新、製造工程の効率化等により減少

<業務部門>

  • 照明のLED化や空調管理の適正化等エコオフィス活動の推進等により減少

<運輸部門>

  • エコドライブの実施や高効率車両の導入等による燃料消費の抑制等が図られたものの、排出係数が悪化したことにより、排出量が増加

3.目標削減率の達成に向けた府の支援策

  • 専門業者への委託により、動力機械、空調機器等の効率的な運用をはじめとする具体的な省エネ対策の実施に係る指導を継続実施
  • 再生可能エネルギーの導入促進
  • ESG投融資の活用によるCO2排出量削減に向けた資金調達等の支援、省エネ機器導入支援、非化石証書の活用等の助言
    ※環境(E:Environment)、社会(S:Social)、ガバナンス(G:Governance)の課題を考慮する投融資

お問い合わせ

総合政策環境部脱炭素社会推進課

京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町

ファックス:075-414-4705

datsutanso@pref.kyoto.lg.jp