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用語と取り組み(道路)
道路関係
道路関係の用語と取り組みをご紹介します。
ポットホール
オーバーレイ
- アスファルト舗装の劣化のうち、表面的な損傷のみの場合に既設の舗装の上に舗装を施工します。
舗装厚が厚くなりすぎて、側溝との高低差ができすぎる場合などは切削を行ってから施工します。
- 路面の凹凸ができている理由が表面的な問題だけでない場合は、路盤の施工も含む「打ち換え」を行います。
必要に応じて路体の改良も行います。
異常気象時の通行規制
- 道路の法面が降雨により崩落する等の恐れがある路線については、一定の基準を定めて通行規制を行うこととしています。
丹後土木事務所管内には11箇所の通行規制箇所があります。
- 事前通行規制区間(丹後管内)
(異常気象時通行規制区間の表示:宮津市奈具)
視距
- 視距(しきょ)とは物体を認めてから停止するまでの距離のことをいいます。
- カーブが急であると視距が悪いため、カーブを緩くする線形改良を行ったりします。
また、道路除草も視距を確保することを主目的に実施しています。
排水性舗装
- 排水を目的とした舗装のことで、粗くしたアスファルトや排水性舗装材等(表層)の下に遮水層(不透層)を設けて、路面に滞留する雨水を積極的に道路の両側にある側溝等の排水構造物へ排水する舗装です。雨水を地下に浸透させる「透水性舗装」とは異なります。
- 排水性舗装を行うことにより路面からの乱反射やハイドロプレーニング現象を防ぎ、安全性が向上します。
グルービング
- 路面の凍結を防止するためにアスファルト舗装に細かな溝を設けることをいいます。これを行うことにより舗装の凍結を防止できるだけでなく、雨天時の路面の水はけも良くなり、雨天・夜間の視認性が向上します。
- 主として勾配の急な幹線道路に施工しています。勾配のない平坦な場所では雨水の流下が少なく、効果が少なくなります。
高速走行をするとハンドルを取られることがありますので法定速度を遵守してください。
(グルービングの施工例)
消雪パイプ
- 道路の消融雪装置の1種で、河川等から取水した水をポンプ施設で圧送して、道路の路肩等に設置したパイプのノズルから路面に散水します。
- 気温や降雪量をセンサーで感知して自動的に運転する仕組みです。国道178号(河梨)では水温の低い河川水を加熱して散水する工事を進めています。
(消雪パイプ:国道176号 宮津市杉末)