丹後広域振興局

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大手川だより39号

 

「中橋展望台」ができました!

 この度、中橋(なかばし)の右岸側に「中橋展望台」を設置しました。
 (中橋展望台付近をYahoo地図で見る(外部リンク)

 周囲から少し高くなっていますので、ゆっくりとベンチに座っていただき、大型クレーンなどの重機や現場作業の様子を見ていただくことができます。

 工事中の中橋
 中橋展望台の詳細は、大手川イメージアップの取り組みでご覧ください。
 (「ノーヘルゾーン」の設置などもご覧ください。)

 土木工事を目の前で見ていただけるように設置していますので、是非一度お立ち寄りください。

 工事に関する質問なども可能な限り説明させていただきますので、目印を付けた工事関係者(現場代理人:請負者の代理として現場を管理する責任者で、現場に常駐するもの)にお気軽に声をかけてください。

宮津幼稚園前の市道が『終日通行止』になります。

 中橋は、既に左岸側の橋台が完成し、現在は、川の中の橋脚を施工しています。
 橋脚の完成後は、右岸側の橋台に取りかかります。

 この橋台は、ちょうど宮津幼稚園と宮津小学校の交差点の真ん中に造ることになります。

宮津幼稚園に接する区間が「終日通行止」になります。

 このため、新しい中橋が完成するまで、市道鶴賀京口線(しどうつるがきょうぐちせん)のうち宮津幼稚園に接する区間が、『終日通行止』になります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 規制の開始は、5月中旬頃の予定です。
 日程が決まりましたら、あらためてお知らせします。

コラム 《大手川と宮津川》

 大手川に架かっているKTR(北近畿タンゴ鉄道)(外部リンク)の鉄橋に「宮津川橋りょう」と書かれていたのをご存知ですか?

 現在は、大手川の拡幅に伴う橋りょう改築工事が進められており、橋の名前が隠れています。

北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮津川橋りょうと丹後ディスカバリー KTR工事状況

 -なぜ、宮津川なんだろう?-

 詳しくはわかりませんが、文献等によると大手川は以前、宮津川と呼ばれていたそうです。

 大手川は、宮津城の外堀に利用され、大手門の橋(大手橋)が架かっていたことから、その名を取ったと言われています。

 -いつから名前が変わったのだろうか?-

 大手川の名前が変わった時期は調査中ですが、旧国鉄の橋りょう等の名前には、古い地名、旧漢字を使ったものがあり、おそらく、かつての川の名前を使われたのでしょう。

 大手川には、地域の文化や歴史にちなんだものがたくさんありますので、これからも紹介していきたいと思います。

 こんなことを知っている!という方は、ぜひ、ご連絡下さい。 
 tanshin-do-tango@pref.kyoto.lg.jp(携帯からでもお気軽に)

 橋りょう改築は、鉄道を運行しながらの工事になるため、最終列車運行後の夜間工事も必要となります。

 周辺の皆様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。

河川用語集

河川整備計画

 京都府では、河川整備や管理に対する府民のニーズに的確に応え、河川の特性と地域の実情に応じた河川整備を進めるために、河川整備基本方針・河川整備計画を策定しています。

 河川整備基本方針とは、河川の計画の基本となるもので、水系ごとに治水、利水、環境の観点から、将来の河川のあるべき姿や河川整備の方針を定めるものです。

 一級水系(淀川、由良川水系)については、国土交通省で策定します。
 京都府では、二級水系について水系ごとに策定することとしています。

 河川整備計画とは、河川整備基本方針に基づき、今後20年から30年間の具体的な河川整備の目標及びその内容を定めるものです。

 一級水系では河川や地域特性から7つの圏域に分け、圏域ごとに策定することとしています。
 二級水系は、河川整備を実施する水系ごとに策定することとしています。(河川整備基本方針・河川整備計画の策定状況(建設交通部河川課)) 

 大手川に関しては、河川整備基本方針が平成12年8月に策定され、河川整備計画が平成18年8月に策定されています。

 大手川河川整備計画では、河川の整備を総合的に行うために必要な事項として、次のようなことが書かれています。

  1. 地域住民とともに川をつくる
  2. 土砂流出抑制のための流域における取り組みの強化
  3. 総合的な治水対策の推進
  4. その他関係機関との連携の強化

 とりわけ現在は、「地域住民とともに川をつくる」ための取り組みとして、ワークショップによる整備イメージの検討やクリーンアップ大作戦などの市民と一体となった川の維持管理などを段階に応じて進めているところです。

 河川は、住民生活において、大変重要な要素であり、水辺空間をいかにうまく活用できるかは、まちづくりを進める上で欠かすことのできないものです。

 これからも市民の皆さんと一緒になって宮津市を代表するだけでなく、北部を代表する河川としての大手川づくりを進めていきたいと考えています。

工事実施状況

クリックすると工事状況図(PDFファイル)を開きます
大手川工事実施状況説明図(PDF:133KB)

 

工区毎の工事実施状況写真

編集担当から一言

 大手川改修もいよいよ佳境に入ってきて、KTR(北近畿タンゴ鉄道)宮津川橋りょうの架替工事や中橋の架替工事等、重要構造物の工事も本格的に進んでいます。

 その中で、とりわけ重要なことは、工事中の安全確保です。

 近隣の皆さまを始め通行される方々の安全確保は当然として、作業員を含め工事現場での事故が発生しないよう十分注意しながら工事を進める必要があります。

 安全パトロールを行うなど、一層注意喚起をして工事を進めたいと思います。

 また、工事についてのご理解を深めていただくイメージアップの取り組みについても色々工夫しながら進めています。

 今後ともご理解・ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

地元配布版

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関連項目

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丹後土木事務所 災害対策室(現在は河川砂防室に統合) ダイヤルイン電話 0772-22-7986

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宮津市字吉原2586-2

ファックス:0772-22-3250

tanshin-do-tango@pref.kyoto.lg.jp