丹後広域振興局
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いよいよ大手橋から下流の工事に着手しました。
周辺住民の皆様には何かと御迷惑をおかけしますが、御理解賜りますようお願いいたします。
7月10日の午後に、宮津小学校4年生の皆さんを対象に「総合学習」を行う予定です。開催場所は、新大手橋から下流の左岸側にあるヨシ群落です。大手川の河口に生息する魚、カニなどの採取や観察を予定しています。興味のある方は是非お越し下さい。
なお、事前の生物調査を6月28日に実施する予定です。
大手川の工事実施状況やイベントなどをお知らせするための掲示板を宮津市役所の正面側に設置しました。
工事のお知らせはもとより、大手川に関係する説明会やイベントなどの情報を随時掲示してまいりますので、市役所にお寄りの節は是非御覧ください。
「事業損失事前調査」とは、工事の実施に伴い隣接する家屋等において地盤の変動による影響等が発生した場合に備えて、工事着手前の家屋等の現状についてあらかじめ調査を行うものです。(工事により家屋等に影響が発生した場合に行う調査は、「事業損失事後調査」といいます。)
今年度の調査は、大手橋から京口橋までの大手川に近接する家屋等について実施します。
該当する家屋等については、別途連絡させていただきますので御了承賜りますようお願いいたします。
今回の改修事業では、川幅を拡げるとともに、川底を掘り下げることにより洪水を安全に流すこととしていますが、川底を下げた場合、海水の影響により河川付近の井戸水に塩分を含む場合があることから、影響が考えられる範囲(河口から百合ケ丘橋付近の河川両端から150メートル程度の範囲)で井戸を使用されている方を対象に調査を実施しています。本年度も引き続き調査を行いますので御協力よろしくお願いいたします。
また、該当する範囲に井戸をお持ちの方で新たに調査を希望される方につきましては、随時受け付けておりますので丹後土木事務所災害対策室まで御連絡いただきますようお願いいたします。
今回は、「指定水位・警戒水位」についてです。
大手川の水位観測は、「京口」の水位観測所で行っています。大手川の指定水位は1.00メートル、警戒水位は1.50メートル、特別警戒水位は2.00メートル、危険水位は2.10メートルと定められています。
指定水位に到達しますと水防団が準備に入ります。警戒水位では水防団が出動します。更に平成17年の水防法の改正に伴い、大手川に新たに「特別警戒水位」が設定されました。これは警戒水位を超過し、危険水位に達することが予想される水位とされており、具体的には過去最速で水位上昇したときの条件下において、あと1時間程度経過すると「危険水位(≒氾濫)」に達すると想定される水位です。
土木事務所では大雨・洪水注意報が発令されると24時間体制で待機を行い、情報の収集・発信を行っています。みなさんも気象情報に常にアンテナを張って、これからの梅雨による長雨や台風の季節に備えてください。
丹後土木事務所管内の雨量・水位情報をはじめとする府内の雨量・水位の情報については、こちらの京都府河川防災情報(京都府ホームページ)(外部リンク)で見ることができます。
水位の上昇スピードは雨の降り方により大きく異なります。梅雨前線や台風等に伴う豪雨の際には、ご自身での情報の確認についてもよろしくお願いします。
【養浜(ようひん)】
大手川の河口部の工事においては、浚渫により大量の良質な砂が発生することから、由良海岸への養浜を計画しています。そこで今回は「養浜」について説明します。
「養浜」とは、侵食された海岸に人工的に土砂を供給し、海浜の安定を図るものです。供給する材料は大きく分けると、「砂」と「レキ」に分けられます。丹後でもいくつかの海岸で養浜を行っていますが、その大部分は「砂養浜」です。天橋立で行っている「サンドバイパス」も養浜の一部と言えます。
由良海岸では、平成16年の台風23号によって大きく浜が削られたことから、大手川の砂により養浜を行うものです。大手川では今後も大量の土砂が発生することから、養浜だけでなく色々な用途で土砂を有効活用していきたいと考えています。
(平成18年3月撮影)
災害対策室 ダイヤルイン電話 0772-22-3243
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丹後広域振興局建設部 丹後土木事務所
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