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工場や自動車からの排出ガス中には窒素酸化物や炭化水素類が含まれています。これらの物質に太陽光線が当たると光化学反応が起こり、その結果、オゾンを主体とする酸化性物質が発生し、これらの酸化性物質の総称を光化学オキシダントといいます。
光化学オキシダントは、日差しが強く気温が高くなると発生しやすくなり、風が弱い日にはあまり拡散せずに滞留します。その結果、上空にもやがかかったような状態になり視界が悪くなることがあります。この状態を「光化学スモッグ」といいます。
光化学スモッグによる健康被害としては、目がチカチカする、喉が痛いといった症状から、重症になると手足のしびれ、呼吸困難、失神などを引き起こすといわれています。
光化学オキシダントの濃度が高くなり、被害が生ずるおそれがあるときは、大気汚染防止法及び「京都府光化学反応による大気汚染緊急時対策要綱」(PDF:592KB)に基づき、京都府知事から光化学スモッグ注意報等が発令され、注意を呼びかけるとともに、工場等において燃料使用量の削減等の措置が実施されます。
発令基準
(京都府では予報はありません。) |
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解除基準 それぞれの注意報等の発令地点におけるオキシダント濃度が継続するおそれがないと認められるようになったとき。 |
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発令対象地域
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