木津川、大谷川流域

流域の概要

淀川の支川である木津川は、三重、奈良の県境を南北に走る布引山脈を源とし、笠置、加茂を経て山城盆地を貫通し、京都府・大阪府境付近で宇治川、桂川と共に淀川へと合流する河川です。

木津川河川敷には茶畑が広がっており、特産品である宇治茶の栽培が行われています。

木津川流域の水質は、以前よりも良好な水質となっており、この10年間、生活環境の保全に係る環境基準の類型指定をしている全ての河川で有機汚濁の代表的な指標であるBODの環境基準を達成しています。

大谷川は、京田辺市松井の手水谷・口大谷を源とし、京都府南部の八幡市及び京田辺市を流れる淀川の支川です。

流域は大阪、京都、奈良の近畿大都市圏の近郊都市として、昭和40年代後半頃からベッドタウンとして開発が急進展している地域です。

大谷川の水質は、以前は汚濁が著しかったものの近年は改善が見られ、生活環境の保全に係る環境基準を平成22年度にE類型からB類型に見直しました。この10年間、有機汚濁の代表的な指標であるBODの環境基準を達成しています。

流域図（PDF：1,091KB）

各測定地点の水質測定結果

各測定地点における過去10年間の測定結果です。

河川名	地点番号	測定地点名 （採水地点の写真）	所在地	類型（BOD等/ 水生生物）	環境基準点の 水質推移	測定結果 （年度）
木津川	64	笹瀬橋	南山城村	A/生物B		令和 4、3 2、元 平成 30、29 28、27 26、25
	65	恭仁大橋	木津川市	A/生物B
	66	玉水橋	京田辺市	A/生物B
	67	木津川御幸橋	八幡市	A/生物B
名張川	68	高山ダム下流	南山城村	-/-	-
山田川	69	木津川流入前	木津川市	-/-	-
和束川	70	菜切橋	木津川市	A/-
大谷川	71	二ノ橋	八幡市	B/-		令和 4、3 2、元 平成 30、29 28、27 26、25

 

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