京都府内水面漁業振興計画の策定について
京都府内水面漁業振興計画の策定について
今後の内水面漁業の健全な発展等に関する施策を総合的に実施するため、内水面漁業の振興に関する法律(平成26年法律第103号)に基づき、京都府内水面漁業振興計画を策定しました。
計画の概要
計画名称
京都府内水面漁業振興計画
計画期間
令和3年度から令和7年度の5年間
計画の基本的方向
内水面漁業の抱える問題をふまえて、「内水面水産資源の回復」、「内水面における漁場環境の再生」、「内水面漁業協同組合の持続的活動と内水面漁業の健全な発展」を3本柱として施策を推進
推進施策の概要
1 内水面水産資源の回復
- アユ・マス類の増殖・養殖の振興を図る。
- カワウ食害の対策、ブラックバス等の外来魚被害対策を継続する。
- 内水面漁業に甚大な被害を及ぼす魚病への適切な対応を図る。
2 内水面における漁場環境の再生
- 良好な水質・水量の安定的な確保や森林の保全を、関係機関と連携して推進する。
- 魚が遡上できる魚道、魚の産卵床や石倉等の住処の設置を関係者の協力を得て推進する。
- 生態系に配慮した河川環境づくりを関係機関と連携して目指す。
3 内水面漁業協同組合の持続的活動と内水面漁業の健全な発展
- 観光業との連携など、遊漁振興に関する新たな取り組みを支援。
- イベントの開催などによる、新たな担い手の確保につながる取組を支援。
- 川魚の高付加価値化に対する取組やアユなどの内水面漁業生産物のブランド化を促進し、消費拡大に繋げる。
- 清掃活動、生態系の維持・保全活動、教育の場の提供等、河川の多面的機能の発揮に資する取組を支援する。
- 府民の理解と関心の増進のための情報発信を行う。