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<事例>
事前説明のない「緊急対応費」や「祝日対応費」を請求された
自動車で外出しようとしたところ、自宅に停めていた自動車のエンジンがかからなかった。自動車保険にロードサービスが付帯しているが、サービス範囲外だと思い、インターネットで見つけた「基本料金3,480円」と書いてあるロードサービス業者に電話した。費用は自動車を見ないと分からないだろうと思い、こちらからは確認しなかった。自宅に来たロードサービス業者が自動車を見て「バッテリーかな。基本料金は3,500円で、バッテリーテスター作業が8,000円」と言われた。作業をしてもらったところ、「バッテリーが上がっている。低電圧で充電するなら1万6,000円だが、これで直らなければ高電圧となり3万円となる。合計4万6,000円になるので、最初から高電圧を勧める」と言われたので高電圧でお願いした。高電圧の作業後「お盆なので特別料金が加算される。緊急対応費や祝日対応費、消費税を足して合計約7万円です」と言われた。「高すぎる」と言ったところ、少し値引きされて6万5,000円になった。仕方なく支払ったが、こんな高額になるとは思わなかった。(2022年8月受付30歳代女性)
<消費者へのアドバイス>
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230719_1.html(外部リンク)
<啓発資料>
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20230719_1_lf.pdf(外部リンク)
<報告書本文>
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20230719_1.pdf(外部リンク)
<事例1>
携帯電話の留守電に大手電話関連会社を名乗る着信があり、自動音声で「未納料金が発生している」と伝言が残っていた。覚えがなく不審なので無視してよいか。(2023年5月受付40歳代男性)
<事例2>
スマートフォンに、契約したことのない電話関連会社を名乗る事業者から「料金未納が発生している。放置すると法的措置を取る」という自動音声の電話があった。不審に感じ、何もせず電話を切った。その後、事業者の電話番号を自分で調べて確認すると「未納料金の請求は電話では行わない」と言われた。(2023年6月受付50歳代男性)
<事例3>
携帯電話に、契約中の通信業者関連企業を名乗る着信があり、自動音声で「未納料金がある」と言われた。ガイダンスにしたがって番号ボタンを押したところ、オペレーターにつながり、生年月日と名前を言ったら電話が切れた。不安だ。(2023年5月受付50歳代男性)
上記の相談事例ではいずれも、自動音声の中で「NTTファイナンス」をかたっています。
<消費者へのアドバイス>
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
*警察相談専用電話「#9110」
最寄りの警察の相談窓口につながる全国共通の電話番号です。
<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230714_1.html(外部リンク)
7月中、南区内の高齢者宅に「保険料の払い戻しがある」などの電話がありました。このような電話は、還付金の受取手続きと信じ込ませて、ATMからお金を振り込ませるなどの詐欺の手口です。役所や金融機関の職員がATMの操作をお願いすることはありません。また、ATMを自分で操作して、他人からお金を振り込んでもらうことは絶対にできません。
—被害にあわないために—
防犯機能付き電話機や留守番電話機能を活用して、詐欺の電話に出ない工夫をしてください。
役所や金融機関からの電話であっても、お金の話があれば、1回電話を切って必ず確認してください。
一人で迷わず、すぐ相談を!
<詳細>京都府警京(みやこ)すぐメール
https://plus.sugumail.com/usr/kyotopolice/doc/432522(外部リンク)
<連絡先メールアドレス>
kpp-seiankikaku@pref.kyoto.lg.jp
<お問い合わせ先>
京都府警察本部生活安全企画課075-451-9111(内線3412・3413)
業務時間9時00分~17時45分(土日祝を除く)
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016