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あるアニメキャラクターのトレーディングカードを集めているEくん。
同じカードを集めている友だち同士で、よくカードの交換をしていた。
でもある日、友だちから自分が持っているレアなカードをほしいと言われた。
もし中古カード店に行けば高く買い取ってもらえるカードだったため、「5,000円で売ってあげる」と約束。
「今度お金をもってくるよ」というから、先にカードを渡したけど、いつまでたっても友だちがお金をもってきてくれない。どうしたらいいだろう?
流行のカードゲームのカードやゲームソフトなどは、非常に高い金額で取り引きされます。でも、子ども同士でお金のやり取りをするのはすごく難しいこと。
お金のしはらいが遅れたり、買ったカードに傷がついていたりなど、何かトラブルが起きたとき、友だち関係がこわれてしまうことがあります。
「5,000円で売ってあげる」という約束をやめて、カードを返してもらい、お金も受け取らないようにしましょう。もし、話がこじれてしまった場合には、家の人に相談して、保護者同士で話し合ってもらうのがよい方法です。
ふだんから、友だち同士でお金の貸し借りや、ものの売り買いはしないようにしましょう!
遊び終わったゲームを中古ゲーム屋に売りに行ったら、店内にはそのゲームを「3,000円で買取」と書いてあるのに、1,500円しかもらえなかった。
未成年者がゲームソフトなどを売る場合、普通は、親権者の承諾書(家の人が記名・押印したもの)を出すように言われます。それを言わないお店は、悪質なお店のおそれがあるので、要注意です。ゲームや本などを売りたいときは、家の人と一緒に、安全なお店を選んで行くようにしましょう。
友だちと一緒にコンビニに行ったとき、「今日発売のマンガがほしいけど、おこづかいが足りない」と言うので、300円貸した。
まだお金を返してもらってないけど、なんだか言いにくい・・・。
借りたほうは、ただ単純に「忘れている」だけかもしれませんが、貸したほうは覚えているものです。
ここはハッキリと「お金を返して」と伝え、今後はどんなに少額でもお金の貸し借りはしないようにしましょう。
大切な友だちを失うことになるかもしれないお金のやり取りはしないこと。
それから、未成年がおこづかいの範囲を超える買い物(契約)をするときは、保護者の同意が必要です。
きちんと家の人に相談してから買い物をするようにしましょう。
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