ここから本文です。
開発行為など人間の活動によって発生する自然環境への影響を具体的な措置を講ずることによって緩和または補償することを、「ミティゲーション(mitigation)」と言います。
自然環境を守るためには、このミティゲーションの考え方に基づき、いくつかの対処方策案を比較、検討した上で、適切な保全対策を講じることが重要となります。
京都府では、京都市と協働して、生物多様性の保全等に関心を持つ民間企業と、京都府・京都市の事業主旨に即した保全活動を行う団体とのマッチングを図る「きょうと生物多様性パートナーシップ協定制度」を創設しました。
制度を利用される民間企業を募集しておりますので、ぜひ、御応募ください。
京都府では、府内の生物多様性を守るため、「京都府緑と文化の基金」の内部基金として『生物多様性未来継承基金』を創設し、基金を活用した豊かな自然環境や生態系を保全する取組を進めています。
府内の生物多様性保全を図るため、皆様からの温かいご支援をお願いします。
本プロジェクトでは、茶道や華道、美術工芸などの多くの文化・芸術や、祇園祭などの伝統行祭事や暮らしを支えてきた京都の豊かな生物多様性について、国指定天然記念物や日本の渚百選であり、希少な野生生物を育んできた「琴引浜」や「芦生の森」「るり渓」等の京都の自然を守る活動を支援し、次世代に豊かな京都の生態系を継承します。
是非、「企業版ふるさと納税」を通じて皆様からの温かいご支援をお願いします。
京都府が多様な主体と協働して、京都の伝統・文化・産業などを支える自然や生物多様性の保全と利活用を推進することを目標として、平成30年12月に「生物多様性未来継承プラン」を策定しました。内容については下記リンク先をご覧ください。
生物多様性に関する普及啓発の一環として、啓発冊子を作成しています。冊子は以下からダウンロードできますので、環境学習などにぜひご活用ください。
(あらすじ)多くの生物が絶滅した未来から、2人の子供が謎のメダカ「ミナミ」に連れられ2019年にタイムスリップ。2人はミナミから生物多様性とその危機について教わり、実際に山で生きものを見ながら理解を深めていく。
注※本冊子は京都府と京都精華大学の包括協定に基づき作成しました。
京都府では、コケの保全について考えるため、様々な関係者がアイディアを出し合いながら協働して取組を進めることを目標としたプラットフォームを立ち上げました。
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705