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京都府では、ヒアリ・アカカミアリ疑い事例に係る問い合わせについて、府民の皆様への正確な情報発信及び不安の解消をはかり、あわせて、疑いが濃厚の場合は迅速な初動対応を行うことができるよう、京都府ヒアリ・アカカミアリ相談専用ダイヤルを開設しています。
京都府ヒアリ・アカカミアリ相談専用ダイヤル:075-451-8155
午前8時30分~午後5時15分(土日・祝日及び年末年始の休業を除く)
※疑わしいアリの判定については、写真またはサンプルの送付をお願いしております。
下記のサイトもご参照下さい。
ヒアリ・アカカミアリの簡易チェックシート(京都府保健環境研究所)
10月12日に京都府向日市で発見されたヒアリの疑い事例については、専門家による種の同定の結果、本日(10月14日)、ヒアリであることが確認されましたので、お知らせします。
当該個体については、9月23日に中国・海口港より出港し、10月3日に大阪港で陸揚げされた後に、10月12日に陸路で向日市内の倉庫に運ばれた貨物コンテナの内部から発見されたものです。
確認された個体(約2,000個体:女王アリ2個体、卵・さなぎを含む)については、すでに殺虫処分しており、確認地点周辺にはベイト剤(殺虫餌)及びトラップを設置しています。
以下のことから、現段階で発見地点周辺にヒアリが定着・飛散している可能性は低いと考えられます。
【これまでの対応】
【今後の予定】
今回確認された個体については、確認当日に殺虫処分を完了しております。また、現時点では、確認地点周辺に疑わしいアリは確認されていませんが、ベイト剤及びトラップの設置などにより引き続き対策を講じます。
なお、国内におけるヒアリの発見場所は、これまで、港湾関係施設、コンテナ等物流関係施設となっており、住宅地等では発見されていません。
ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショック(急激で重度なアレルギー症状)を起こす可能性があります。本種と疑われるアリを発見された場合は、決して触らず、速やかに京都府自然環境保全課(075-414-4706)へご連絡いただきますようお願いします。
9月23日 中国・海口港から当該コンテナを積載した貨物船が出港。
10月3日 中国・香港港を経由し、大阪港で陸揚げ。
10月11日 陸路にて当該コンテナを京都府向日市の事業者敷地へ移送。
10月12日 京都府向日市の事業者敷地に到着。当該コンテナから積み荷を降ろす際に、同事業者が生きたアリを発見。一部を駆除した後、京都府に連絡があり、府より近畿地方環境事務所へ通報。発見された個体については事業者と京都府が協力し全て殺虫処分。近畿地方環境事務所職員及び京都府職員が、目視で当該コンテナ内及びその周辺にアリがいないことを確認し、ベイト剤(殺虫餌)及びトラップを設置。
10月14日 当該アリについて、専門家が、ヒアリであることを確認。
10月14日京都府報道発表資料(PDF:306KB)
10月14日環境省報道発表資料(PDF:287KB)
特定外来生物「ヒアリ」等について
「ヒアリ」、「アカカミアリ」は外来生物法で特定外来生物に指定されており、いずれも攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショック(急激で重度なアレルギー症状)を起こす可能性があるなど、人体にとって危険な生物です。
本種と疑われるアリを発見された場合は、決して触らず、速やかに京都府自然環境保全課(075-414-4706)へ連絡いただきますようお願いします。
ヒアリ(写真提供:環境省) | アカカミアリ(写真提供:環境省) |
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※ヒアリ、アカカミアリの見分け方については「ヒアリ・アカカミアリの簡易チェックシート」(京都府保健環境研究所HP)をご参照ください。
強い毒を持つため、決して触らず、京都府自然環境保全課(075-414-4706)へご連絡ください。個体は、市販のアリ用殺虫剤で駆除が可能です。
刺された直後20~30分程度は安静にして、体調に変化が無いか注意してください。
容態が急変したときは救急車を要請するなど、すぐに医療機関を受診してください。
環境省パンフレット 「ストップ・ザ・ヒアリ」(外部リンク)
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705