【終了報告】亀岡市都市計画公園及び京都府立京都スタジアムに係る環境保全専門家会議(第43回)の開催概要
開催日時
令和元年12月23日(月曜日)午後6時から8時45分
開催場所
メルパルク京都5階会議室A
出席者
【委員】
村上委員(座長)、岩田委員、辻村委員、平井委員、堀野委員、松田委員、光田委員
【オブザーバー】
迫オブザーバー、日下オブザーバー、澤志オブザーバー
【要綱第5条関係人】
渡辺亀岡市アユモドキ再生事業検討委員会委員、阿部亀岡市アユモドキ再生事業検討委員会委員
【事務局】
京都府:文化スポーツ部山本理事、井口スポーツ施設整備課調整担当課長ほか
亀岡市:石野副市長、並河まちづくり推進部長ほか
議題
- 第42回環境保全専門家会議開催概要(案)について
- アユモドキ個体数推定調査の結果報告について
- 葛原頭首工改修工事におけるアユモドキ等の救出活動について
- 京都スタジアム及び亀岡駅北土地区画整理事業におけるアユモドキ保全のための取り組み状況について(中間報告)
- 京都・亀岡保津川公園について
- アユモドキ展示スペースパネル案について
- 令和元年度桂川におけるアユモドキ生息状況調査結果について
- 平成30年度アユモドキ生息環境再生整備実験地の利用状況等調査結果について
意見等
京都スタジアム及び亀岡駅北土地区画整理事業におけるアユモドキ保全のための取り組み状況について(中間報告)
内容説明部分について
ロードマップ(亀岡駅北地区区画整理事業)について
ロードマップ(京都亀岡保津川公園エリアを中心としたアユモドキ等保全の取り組み)における今後の課題について
- 「営農対策」について「持続的営農が可能な対策」等に改める。
- ロードマップ上、「アユモドキの産卵時期(ラバーダム起立から1週間程度)においては、騒音・振動を伴う工事の中断や、スタジアムでの試合を休止するなどの運用を行う」とあるが、ラバーダム起立からの期間についてはワーキング会議で検討すること。また、今後のモニタリング調査については、どういった項目を調査するかワーキング会議で検討すること。ロードマップ3枚目のアユモドキ普及啓発の部分について、府市の役割分担がわかるように明記する。
- 越冬期のモニタリング調査の期間および具体的な内容についてワーキング会議で検討する。
専門家会議終了後の体制について
普及啓発について
- 学校教育との連携を含め、具体的な内容を明示すべきである。
スタジアムエリアの植栽について
京都・亀岡保津川公園について
- マップ上、「住める」を「生息・成育する」に修正すること。
- 水路の改善については、最優先事項である。
アユモドキ展示スペースパネル案について
- 文字の分量が多くなりすぎないよう、イラストや写真を入れる、ルビを振るなどわかりやすくしてほしい。
- 専門家会議の意見を取り入れながら、広告のプロに任せることも検討してほしい。
- 今後展示の情報更新をしてほしい。
- 「卵と前期仔魚」のところを、「卵のうの栄養を吸収して育つ」と追記してほしい。
- 「越冬のために湧水の伏流水で、水温が暖かく」のところを、「伏流水で温かく」としてほしい。
- 「どれぐらい希少なの?」のところを、データブックの場合は指定ではなく掲載と書き分けること。
- 公園を紹介するパネルを加え、全体のパネル展示をとおして公園の方に誘導するような流れにすべきである。
資料
(希少種情報を取り扱う資料は非公開としています。)