京都府舞鶴港港湾審議会条例検討部会(第3回)の開催結果
1 日時
平成21年9月8日 13時から13時40分
2 場所
きょうと平安会館 「羽衣の間」
3 出席者
竹濱部会長、西田委員、松本委員、桒原委員代理、堤委員代理
4 内容
1 -答申案について-
- 一番重要なのは「官民一体となった集荷」であり、この部分がターミナルコスト、リードタイムに置き換えられた理由がわからない。
- 集荷を重要視しないというのでは全くない。
テーマを「透明性・弾力性のあるターミナル運営体制の構築」としていることから、「効率的で競争力のあるターミナル運営の実現が重要」とまとめたもの。
原案では、手段である「集荷」が目的となってしまうので、概念として目標とか価値観とかそういったものを全て含まれるような形に修文したもの。
- 私は集荷の方が重要という現実的な思いがある。委員の考え方の中に、港というのは荷物だということが理解しているのであれば文面には余り拘りたくない。
- 集荷という言葉をどのように入れるか、あるいは概念として含むということを理解していただくか。
最終答申としてターミナル運営体制の構築という形で諮問がされているということもあり、このような文章になっておりますけども、一部その趣旨が明確でないので、後に事務局から修正案を再度提案する。
- 2の利用活性化を促す施設管理条例等の改正に集荷力の向上や港湾利用型企業の誘致という記載があるので、これを1のところに加えればいいのではないか。後で議論させていただきたい。
- 集荷力を高めるために、効率的なターミナル運営や港湾管理条例の改正を行うのであり、委員の基本的な認識は一緒だと思う。
2 -答申案別紙について-
- プレジャーボート対策について「別に関係機関が連携し、早急に対応を検討すべき」とは、具体的にはどのようなものか。
- プレジャーボート、特に放置艇の問題については、行政機関につきましても多岐にわたるが、先進県を参考に、関係機関が連携して、新たなルールを考えていこうとするもの。
- 地元も入った、あるいは地元の意見も汲み上げられるような検討体制を作ろうと思っている。
- 「早急に」とはいつ頃か。
- 時期については明言できないが、港湾計画の見直しを進めていくこととしており、プレジャーボート対策についても否応なしに検討を進めざるを得なくなる。
- この問題は、地元でも話題になっており、この答申ができるだけ早く実行につながるように期待したい。
- 委員からの御意見を踏まえ、1については、前回の集荷の話を活かした上で、さらに修文したものを付け加え、以下のとおりとしたい。
「厳しい競争を勝ち抜き、京都舞鶴港を発展させていくためには、」の次に「何よりも集荷が重要であり、官民が連携・一体となった取組を進めていくことが必要である。」とし、そのためにもということで、「ターミナルコストの低減やリードタイムの短縮を可能とする、効率的で競争力のあるターミナル運営を実現することが重要である。」としたい。