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平成19年8月31日(金曜日) 午後2時から4時15分まで
京都市上京区烏丸通上長者町上ル 平安会館「平安の間」
委員27名のうち24名出席
【傍聴者】0名
【報道関係者】1名
(1)「はばたくみなとまいづる恵みのプラン策定委員会」中間報告
(2)今後の港湾施設管理のあり方について(諮問)
1.官民一体のターミナル運営体制等の構築
(透明性・弾力性のあるターミナル運営体制の構築、利用活性化を促す施設管理条例等の改正)
2.リサイクルポートを切り口とした循環型資源の集荷・輸出
3.北部振興につながる港湾背後地への企業立地
4.北近畿地域広域集荷によるコンテナ貨物の増加
5.敦賀港等との連携による航路誘致、集荷対策
6.北海道経済界との連携によるフェリー人流・物流の拡大
7.フェリー、RORO船によるユニット貨物輸送への対応
【委員】港湾運送事業法の一貫した姿勢精神というのは「港湾の秩序」。規制緩和により港湾管理者から「効率よく施設を使用していただきたい。」という意見が地方港でも出てきているが、トラブルも起きている。秩序、規制緩和、効率という部分の兼ねあいが地方港の混乱の原因。その辺を十分把握した上で条例改正を検討してもらいたい。
【委員】検討の中には、臨港地区内の土地利用計画の見直しも含まれるのか。
【事務局】臨港地区内の土地利用の件については認識している。舞鶴市の都市計画とも関連するので、連携して取り組んでいく予定。
【委員】舞鶴港ではプレジャーボートが占拠する割合が高くなってきているが、保管対策についてはどのように考えているのか。
【事務局】舞鶴港のほか宮津港、久美浜港においても放置艇が問題になっていることは十分承知。放置艇対策を進めていくためには、船舶の係留先の確保、放置禁止区域の設定あるいは日常的な監視体制の確立が必要。監視体制を確立するためには不法投棄対策と同様に地域の協力が必須。舞鶴市、漁協、マリーナ関係者等と協議し、実施が可能であれば条例での規定を行いたい。
【委員】舞鶴港の背後圏等の集荷状況等の調査の進捗状況はどうか。
【事務局】昨年のアンケート調査結果はあるが、机上の空論のような結果。商工部が非常に熱心に背後圏可能性のある範囲の企業に直接コンタクトをしており、現実味がある生きた情報を踏まえて再度その辺を詰めているところ。
【委員】港湾計画の改訂について、荷主や船会社、港湾関係企業のニーズを踏まえ、港湾事業が停滞しないよう敏速に改定を願いたい。
【委員】検討するにあたり、ヒアリングを実施した荷主の意見・情報などが必要。
【委員】また、現状、問題点の精査も必要。
【事務局】審議に必要な情報をまとめ、提出する。
【事務局】問題意識として、舞鶴港を使って荷物を出してくれる荷主、舞鶴港を使って荷物を受け取ってくれる荷主、そういう立場にたって、どういう港の運営が一番いいだろうかということをベースに、改めて何をなすべきか考えていきたい。
【委員】ワーキングのターミナル運営体制の検討と部会の管理施設条例の改正、この二つが互いに連動するように部会で議論するのか、連動しないのか。
【事務局】連動し検討する。ターミナル運営体制についてはワーキングで検討し、素案がある程度固まればそれを一度部会の方に提案し、部会の意見も踏まえてWGの最終案を作成。このワーキングの最終案を再度部会の方に提案し、管理運営体制とその他の規定の整備も含めて、部会の方で港湾施設管理条例のあり方について議論願いたい。
【事務局】部会を設置し検討を進めることとし、事務局案に基づき会長から部会委員を指名。
竹濱委員(立命館大学)、田中委員(舞鶴倉庫)、木下委員(京都商工会議所)、西田委員(飯野港運)、布村委員(近畿地方整備局)、齋藤委員(舞鶴市)
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