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平成18年9月19日(火曜日) 午後2時から2時50分まで
京都市上京区烏丸通上長者町上ル 平安会館「平安の間」
委員28名のうち25名出席
【傍聴者】0名
【報道関係者】2名
(1)会長の選出
(2)前島埠頭一部形状変更審議
(3)舞鶴港港湾計画全面改訂諮問
会長:吉川委員
会長職務代理:黒田委員
異議なく了解
舞鶴港港湾計画全面改訂諮問に対する意見等
【委員】舞鶴港は全域に漁業権が設定されている、港湾・水産の横のつながりを十分とっていただきたい。
【委員】「恵みのプラン」で30年程度の計画、短期で15年の計画を作るという説明だが、世の中の動きが早い中、計画スパンが長すぎるのではないか。短いスパンで考えてはどうか。
(事務局回答)港湾整備そのものが時間がかかる事業である。和田ふ頭についても平成7年に着手しているがまだ完成していない。事業は10年単位でかかるが、今後検討を進める中で細かく目標を設定する等対応していきたい。
【委員】今後、最高潮位が上がってくるのは間違いがない、これに対する対応はどう考えるのか。
平成8年策定の現港湾計画の目標貨物(19,441千トン)と平成17年実績貨物(9,246千トン)に大きな差があるが何故か。
(事務局回答)高潮対策としては、舞鶴港周辺でも道路の嵩上げ等を一定行い、改善している。対応は実施レベルで検討していくものと考えている。
また目標貨物量については、平成8年当時の貨物量の伸びから大きな目標値を設定していたが、状況の変化から乖離が生じている。
【委員】平成8年計画の際は、エネルギー及び食料を除いた部分で貨物の量が導き出されたと記憶している。これからの計画は、大型のコンテナ船が予定されるなど時代は変化しており、10年前の計画が実用的ではなくなっている。
スーパー中枢港湾と地方港湾の関係はどうなるのか、港の格差や位置付けはどうなるのか、その点を踏まえ検討が必要。
【委員】今後10年以内に中国が日本のGDPを抜く。中国の成長を頭に置いた舞鶴港のあり方を議論すべき。港湾は、物流の動脈であり産業政策の上からきちっと背後圏の活用も踏まえた検討が必要。
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