平成28年度京都府産業教育審議会の議事要旨
1 開催日時
平成28年8月31日(水曜日) 午後2時から同4時まで
2 場所
京都府立木津高等学校
3 出席者
【委員】
森田 雅憲 会長、長谷川 清隆 副会長、大里 茂美 委員、牧 克昌 委員、榊原 典子 委員、上田 雅弘 委員、
神吉 紀世子 委員、野崎 治子 委員、田村 真二 委員、金井 陽子 委員
代理出席(括弧内は代理出席者氏名)
松本 均 委員(西村 美紀 京都府農林水産部経営支援・担い手育成課 人材育成担当課長)
(4名欠席)
4 議題
(1) 開会
(2) あいさつ
(3) 校内視察
(4) 審議
ア 府立高校における職業教育の在り方について
イ その他
(5) 閉会
5 審議内容(結果及び主な意見)
○産業教育施設設備の整備状況について
- 産業教育は、地域産業の歴史を背負ったり最先端の技術開発に携わるなど、教育を超えた範囲の担い手になっており、それを上手く評価できないだろうか。
- 学校教育と地方創生とを分けるのではなく、学校教育を地方創生の一部として幅広く捉えて、高校の取り組みを支援した方がよいのではないか。
- 教育委員会だけが対応するのではなく、それぞれの産業を所管する部署がもっと関与し、関係部署とも連携して産業の担い手を育成するため高校教育からしっかり育てていくという姿勢を持たないといけない。
- 京都府は教育設備の予算をどのように考えているのか。将来の地域産業の担い手を育成するという考えであれば増額していただきたい。
- 国の補助制度が廃止されたから京都府も予算を減額するというのはおかしい。
- 来年はお茶の京都のターゲットイヤーなので、地方創生の補助金を活用して茶業に係る設備を整備していただきたい。
- 施設設備の老朽化は生徒の安全に関わる問題である。
- 最新技術の機器を導入してもすぐに時代遅れになってしまう。むしろどのような教育をしていくのか考えていかなければならないのではないか。
- 学習の基礎基本を押さえつつ、教育の質が保証されるように優先順位を決めて、予算にメリハリをつけて整備していくことが必要ではないか。
- 予算の制約があるので、10年先ぐらい先を見越して整備計画を立てて費用を平準化していくことが望ましい。
- 地元企業からの借り受けや寄付を募るといった方法も検討することも必要ではないか。
- 数校で同じ設備が必要であれば、使用時期を調整して共同で使用するなど、新しい観点で検討していくことも必要ではないか。
○北部再編関係について
- 峰山高校産業工学科は丹後地域の物作りに人材を輩出しており、その役割は非常に大きい。その点を踏まえて継続していただきたい。