平成24年度第2回京都府産業教育審議会の議事要旨
1 開催日時
平成24年12月17日(月曜日) 午前10時から11時まで
2 場所
ホテルルビノ京都堀川3階「アムール」
3 出席者
【委員】
森田 雅憲 会長、川邉 哲 副会長、牧 克昌 委員、上田 雅弘 委員、野崎 治子 委員、
松尾 省二 委員、高橋 秀寿 委員
代理出席(括弧内は代理出席者氏名)
田中 準一 委員(安楽岡 武 京都府商工労働観光部理事)
今西 仲雄 委員(安本 洋一 京都府農林水産部技監)
(6名欠席)
4 議題
(1)開会
(2)教育長あいさつ
(3)会長あいさつ
(4)審議
ア 農業教育に関する専門部会の報告について
イ 提言について
5 審議内容(結果及び主な意見)
○提言について
- 5ページの表にあるように、現在、農業科では、一部の学校で通学できる地域が限定されているが、各学校がそれぞれ特色ある教育を行っており、同じ教育内容ではないので、どこの地域からも通学できるようにすべきということを盛り込んではどうか。
- 通学区域をなくす場合、寮やスクールバスの整備など、実際に通学できる体制づくりを併せて行う必要がある。
- 今後、農業科の見直しを行う際には、どういった形にするか具体的な数値を含めたゴールイメージがあると、成果をはかるという点でもよい。
- 例えば、大学や農家、農業法人等での現場実習について、単位として認め、その内容を評価する仕組みがあるとよい。
- 10ページ(2)イ「農業の担い手育成に向けた幅広い学習」について、企業の専門家等の外部講師を招聘することを盛り込んではどうか。
- 通学の支援の部分では、地域の農業者に下宿生として受け入れていただくということも有効である。
- 施設・設備については、かなり老朽化しているので、その更新については、できる限り強い表現で求めるべきである。
- 施設・設備の整備に当たっては、効果に見合った投資という視点も必要である。
- 現在、農業科に入学してきている生徒は農業の体験が全くない生徒も多く、そういった点からも現場での体験が重要である。
- 寮を整備する際には、農地を併せて整備するなど、農業の現場により近い体験をさせることが必要である。
- 海外を含め外部からの学生の受け入れを行うこと、他府県での取組等外部の優れた取組を取り入れていくことも大切である。
- 研修旅行で、農業の先進地を見学するということがあってもよい。