平成15年度京都府産業教育審議会の議事要旨
1 開催日時
平成16年3月17日(水曜日) 午後1時30分から4時10分まで
2 場所
京都府公館 4階 第5会議室
3 出席者
【委員】
岩下 正弘会長、藤田 洋嗣副会長、室木 道昭委員、小瀧 茂委員、貴田 康乃委員、筒井 清子委員、友繁 和代委員、河村 律子委員、和田智恵子委員、横内るり子委員
代理出席(括弧内は代理出席者氏名)
渡邉 隆夫委員(南北 幸雄氏)
奥原 恒興委員(但馬 幸伸京都府商工振興課主幹)
(3名欠席)
4 議題
(1)開会
(2)会長あいさつ
(3)教育長あいさつ
(4)報告事項
- 京都すばる高等学校情報科学科の状況について
- 府立高校改革推進計画に基づく第1次実施計画について
- 職業に関する学科の状況等について
(5)協議事項
- 協議題
社会の変化に対応する職業教育の在り方について
勤労観、職業観を育てるために教育に求められるものは
- 資料説明
- 委員の意見の要旨
(6)閉会
5 審議内容(結果及び主な意見)
(5)協議事項
2.資料説明
「キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書(平成16年1月28日付けキャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議答申)」のポイント
3.委員の意見の要旨
- 男女共同参画社会の視点を持った職業教育や職場環境の整備が必要。
- 物質的に豊かな社会では勤労観、職業観の育成が困難である。職業観・勤労観を育成する、より実践的な職業教育の実施が必要である。
- 子供の職業観・勤労観を育てるには、まず保護者がしっかりとした職業観、勤労観を持つことが必要である。
- 職業観を養成するシステムを確立することが必要。ドイツのマイスター制度などが参考になるのではないか。
- 労働形態の変化により、子供が大人の働く姿を見る機会が減っている。職場見学や体験学習などを積極的に活用し、低学年のうちから実際の労働に触れる機会を増やす必要がある。
- 転職を重ねていても、確実にステップアップしているのは、明確な問題意識を持っている人である。職業教育においても、広い視野と、社会状況や経済状況などに対する問題意識を育てる教育が必要である。