京都府営水道事業経営審議会 第3回水需要専門部会の議事要旨
1 開催日時
平成31年1月31日(木曜日)午後4時~午後5時30分
2 場所
ガーデンパレス「橘の間」
3 出席者
【委員】
山田部会長 他2名
委員名簿(水需要専門部会)(PDF:19KB)
【事務局】
公営企業管理監、環境部理事(建設整備課長事務取扱)、公営企画課長 ほか
4 開催結果の概要
- 水需要の推計結果(案)について
- 供給内訳の推計方法(案)について
- 結果のとりまとめについて
5 確認事項
<水需要の推計結果(案)について>
- 過大推計を避けつつ、水需要の有効な推計に取り組み、妥当な結果案を得た。
<供給内訳の推計方法(案)について>
- 水需要に対する供給内訳としての府営水需要を推計する際に、同様の統計的手法を適用する。
<結果の取りまとめについて>
- 今回の審議に基づいて必要な修正を行い、概ね年度内に取りまとめの上、各委員に報告することとし、詳細は部会長に一任する。
- 取りまとめまでの間に、開発計画等の最新データが得られた場合には、適宜、推計に反映する。
6 主な意見
<水需要の推計結果(案)について>
- 過大推計を避けるため、統計的な手法を導入して有効な推計を行った。
- 水需要に対する供給内訳としての府営水需要を推計する際にも、市町ごとの単純な積み上げではなく統計的手法を適用するのが正しい。
- 今回の作業で前提とした条件については、様々な立場の人が誤解なく理解できるよう、推計資料には適宜、注釈を記載する必要がある。
- 水需要の各要素に幅を持たせた統計的な推計は、従来あまり取り入れられていないので、一定の段階で日本水道協会の研究発表等で共有することが望まれる。
<今後の課題について>
- 前提条件や仮定を設定した上での推計であるので、今後、需要水量と合わせて仮定の妥当性についても検証・見直しをすることが必要である。
- 将来の水需要に対する供給内訳としての府営水・自己水の考え方については、持続可能な水道事業を考える上で重要となる。
- 本専門部会では供給内訳について、現時点での情報を集計して上限と下限の目安の設定にとどめたが、今後、受水市町とともに行うアセットマネジメントの作業の中で検討が深まることを期待する。
7 今後の予定
- 水需要専門部会としての水需要の推計結果を、次回の府営水道経営審議会に報告する。