京都府営水道事業経営審議会 第2回水需要専門部会の議事要旨
1 開催日時
平成30年11月30日(金曜日)午前10時~午前11時40分
2 場所
御所西京都平安ホテル「雅の間」
3 出席者
【委員】
山田部会長 他2名
委員名簿(水需要専門部会)(PDF:19KB)
【事務局】
公営企業管理監、環境部理事(建設整備課長事務取扱)、公営企画課長 ほか
4 開催結果の概要
- 水需要の推計方法について
- 水需要予測の試算結果について
- 供給内訳の設定方法案について
5 確認事項
<推計方法について>
- 今回の推計方法(水需要の各要素(人口、生活用原単位等)に幅を持たせ、「上限値どうし」又は「下限値どうし」を組み合わせて計算。その結果は統計的に確率が低いことを確認し、これらを除外することで過大又は過少な推計を回避)について了解する
- 試算結果から推計方法が概ね妥当であることを確認する
<供給内訳の設定方法について>
- 将来の水需要に対する府営水・自己水の供給内訳については、次年度に実施予定のアセットマネジメントにおいて検討する
- 本専門部会では、現時点での情報を集計して上限と下限の目安を設定し、アセットマネジメントの検討において活用する
<今後の作業について>
- 新規開発による新たな水需要について、データを精査し、想定される需要を推計する
- 実績データを更に分析・再整理して推計精度の向上を図る
6 主な意見
- 推計要素(行政区域内人口、開発人口、生活用原単位、業務営業用等用水、新規都市活動用水)の幅の設定方法は、概ね妥当である
- 幅を持った推計結果を信頼区間で評価する方法についても、概ね妥当である
- 専用水道の動向が将来需要に影響する可能性を意識しておく必要がある
- 負荷率や有収率は、更に実態把握・分析の上、推計根拠として整理することが望ましい
- 将来需要の供給内訳(府営水・自己水)を検討する際にはリスクの視点が重要である
7 今後の予定
- 今回確認した推計方法により水需要予測を行い、1月31日(木曜日)に開催する第3回水需要専門部会において、予測結果の確認を行う