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平成29年10月27日(金曜日) 午前10時30分から午前11時25分まで
京都ガーデンパレス 2階 「鞍馬」 (上京区烏丸通下長者町上ル)
【委員等】
(委員) 角部会長、小田委員、辻本委員、村橋委員、森井委員
(オブザーバー) 谷口会長、水山副会長
【京都府】
山本建設交通部長、永本用地課長、横山収用担当課長等
京都府土地利用基本計画書(最終案)について説明。
今回で計画部会における審議を終了し、12月21日の全体審議会で報告予定。
なお、本部会における審議を踏まえての修正等については、部会長一任で了承を得た。
(配布資料(一部))
・平成29年5月26日計画部会における委員意見等への対応について(PDF:229KB)
・京都府土地利用基本計画(中間案)に対する庁内部局・市町村からの主な意見(PDF:227KB)
・府内市町村における土地利用上の課題について(PDF:310KB)
・京都府土地利用基本計画書(中間案)に対する意見募集の結果について(PDF:312KB)
・京都府土地利用基本計画(最終案)の概要(PDF:368KB)
・京都府土地利用基本計画書(最終案)(本文)(PDF:456KB)
・京都府土地利用基本計画書(最終案)(平成29年5月26日計画部会時との対照表)(PDF:597KB)
<産業振興と良好な居住環境とのバランスについて>
・物流施設の立地に伴い周辺の住環境等との軋轢が起こる事例が増えてきている現状を踏まえ、こうした課題に対する「バランスのある土地利用」という視点を明記できないか。
Q.バランスある土地利用というが、実際に規制する仕組みはあるのか。
A.都市計画法で「用途地域」を定めることで一定の土地利用のバランスを図ることができるが、さらにきめ細かく調整することができる「地区計画」制度もある。
<適正な森林管理について>
・近年の災害では、河川区域に隣接する森林が洪水で下流に流され、被害が拡大している例が見受けられる。自治体がこのようなリスクのある森林を調査・把握し、しっかり管理してほしい。
・防災の観点からの森林管理については、「京都府森林の適正管理に関する条例」(平成26年京都府条例第33号)を制定し、「要適正管理森林」の指定やリスク除去のための知事の勧告・命令制度を設けている。こうした動きについて、「ア 安心・安全を実現する土地利用」の中で明記してはどうか。
・国においても「森林環境税」の導入が具体的に検討されており、こうした動きは計画書にある「公的所有や公的管理が進む」第一歩である。
<観光誘客のための魅力発信について>
・世界中をみると、京都と同規模の他都市では、より多くの観光客を受け入れているところもある。京都府は、観光に関するポテンシャルが高いのだから、観光のためのインフラを整備し、京都市だけでなく府域の魅力を積極的にアナウンスしてほしい。観光客をどんどん取り込んでいくことが、低・未利用地や空き家の増加などへの対策にもなると思う。
<所有者不明土地の問題について>
・空き家、空き地、耕作放棄地等における所有者不明土地の増加が近年顕著になってきているため、今後の課題として認識しなければならない。
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