令和4年度第1回京都府男女共同参画審議会の開催結果概要
開催日時
令和5年2月20日(月曜日)午後3時から午後5時まで
場所
出席者
【委員】
伊藤委員、上田(清)委員、上田(達)委員、岡野委員、斧出委員、楠委員、下村委員、鈴木委員、竹安委員、中村委員、畑委員、森本委員、八木委員、安井委員、横山委員(計15名)
【事務局】
京都府
府民環境部益田部長、木村副部長、桑谷男女共同参画課長、川尻参事、稲村男女共同参画センターらら京都館長、男女共同参画担当職員等
議題
(1)会長等の選出について
(2)KYOのあけぼのプラン(第4次)の進捗状況について
(3)令和5年度当初予算案について
(4)その他
審議内容(結果及び主な意見)
(1)会長等の選出について
- 伊藤委員を会長に選出。会長が上田(達)委員を会長代理に指名し、全会一致で了承。
(2)KYOのあけぼのプラン(第4次)の進捗状況について
- 小規模企業や業種によっては女性従業員がほとんどいないケースがある。女性管理職割合の目標値を目指すのであれば、女性従業員数の大きい企業を対象に調査を実施する必要がある。
- 乳癌検診の受診率は、世界的に見ても日本は先進国の中でも各段に低く、男女の罹患率を比較しても、女性の罹患率が高いため、取組を推し進めていただきたい。
- 管理職の働き方改革等、管理職登用試験に挑戦しようとする女性の機運を醸成する対策を打つ必要がある。
- 男女共同参画計画は活動の足がかりになるので、計画を策定していない市町村に対し、京都府の方から積極的に策定を働きかけることが必要ではないか。
- 庁内の男性職員の育児休業取得率について、制度が変わり取得しやすくなったと思うが、長期に取得することが今後の課題。
- 育児休業法とあわせ介護休業法に関する項目も数値目標として挙げてほしい。また現在は、ヤングケアラーの問題も多く、今後あわせて取り組んでいただきたい。
- 京都府の制度や支援があることを知っている若い世代の女性が本当に少ないと感じる。10代から20代女性の転入超過数をプラスにしていく面でも若い世代への周知・情報を届ける工夫が必要。
- 計画見直しの際のパブリックコメント実施時には、男女問わず高校生等の若い世代にも広く意見を募って欲しい。
- DVについて理解してもらうには、中学生ぐらいの早い時期から教育を実施する必要がある。
(3)令和5年度当初予算案について
- ヤングケアラーやひとり親家庭等、進学に際し経済的に困窮している家庭・子どもに対し、男女共同参画の面からも、教育委員会と連動し実施する事業があればよい。
- 男女共同参画とは、女性の問題だけではない。父子家庭等、困難を抱えた男性も含め、支援して欲しい。