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第104回京都府スポーツ振興審議会の議事要旨

1 開催日時

平成23年7月25日(月曜日)午後3時から同4時30分まで

2 場所

ルビノ京都堀川「加茂」の間

3 出席者

出席委員

桝岡義明会長、水野加余子副会長、小西正利、田中洋三、山本誠三、森本豊、藤田信之、河合美香、荒賀知子、森 洋一、梅田陽子、木村祐子、松永敬子、能登英夫、松本崇寛、南部照一、二木久雄、中村重夫 各委員

事務局

永野指導部長、渡邉保健体育課長 他事務局14名

欠席委員

太田貴美委員

4 内容

(1)開会

永野指導部長あいさつ

(2)会長、副会長の選出

○本年度改選年度のため、桝岡会長、水野副会長が互選、承認された

ア.桝岡会長あいさつ

イ.水野副会長あいさつ

(3)報告事項

ア.「ジュニア選手育成専門部会」について

イ.京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会について

(4)協議事項

ア.京都府民の運動・スポーツ実践の指針について

(5)閉会

永野指導部長あいさつ

審議内容(結果及び主な意見)

(1)「ジュニア選手育成専門部会」について

「ジュニア選手育成専門部会」について現状・経過報告。

事務局からの説明

当審議会の山本委員を部会長とし、委員を学識経験者、中央競技団体、JOC、各競技団体の府内の関係者として、部会を重ねている。
実施年及び対象については、発掘プログラムは本年度から府内小学校3年生を対象に実施。実施日は、12月を予定しており、基礎的な体力測定、適性検査等を行う。また、育成プログラムは、平成24年度から、前年に選ばれた小学校4年生を対象に開始する。
これらのプログラムをよりきめ細かく、充実させて実施するために、実行部を設置した。
発掘実施運営部では、事業内容を府内の小学生及び保護者に知らせるための広報活動や、選考するまでの準備をする。
選考部では、実際に検査員も務め、選考方法や結果の集計、フィードバック等について検討する。育成部では、来年度から始まる育成プログラムの内容や実施方法について検討する。

○広い視野で今後取り組む方向で確認。

(2)京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会について

事務局からの説明

 

平成23年1月に第1次提言をいただいた。全国的に見ても、京都府の施設は質・量共に下位の状況であり、府の活力低下も懸念されている。そのため、既存の施設のリニューアルに早急に着手し、競技人口が多いにも関わらず施設のない球技場の新設施設を検討している。
専門的な内容を調査研修すべく専門部会を設置するよう提言をいただき、6月16日に懇話会を開催して、「府立体育館部会」、「球技場部会」、「府立運動公園部会」の3つの専門部会を設置した。今後、部会ごとに課題の検討を進め、懇話会へフィードバックし、新たな提言をいただくよう、進めている。

(3)京都府民の運動・スポーツ実践の指針について

「成人の週1回以上のスポーツ実施率を50%以上にする」という具体的目標達成には、スポーツを行う内在的な動機(運動・スポーツをする効果)を改めて見つめることが重要であると位置づけた。自らが持っている運動・スポーツとの係わりや効果に関係する意識や行動の総称を「スポーツごころ」と称し、そのキーワードとして運動・スポーツ実践の指針(チャート)を示した。運動・スポーツ実践の啓発の進め方について提起し、全体協議を行った。

  • 審議会より教育委員会に提言をいただき、行政機関として提言をわかりやすく具現化し、府民向けにリーフレットとして提示しようと考えている。
  • チャートⅠ・チャートⅡまでは、指数化、方向性を示されてよくわかる。チャートⅢは、「府民に勉強しろ。」「点検しろ。」と指示する内容が多い。
  • 実態を明らかにして、推し進める方法は、国も実際にやっている。問題は、運動をしたいができないでいる、「まあ、いいか。」と思っている層の人にどう啓発するか、どのような手法を使うかが問題である。
  • 健康に対する意識は高まってきているがまだまだ低い現状もある。その人々にどうアプローチするかが、この提言には、少し盛り込まれていると思われる。
  • チャートは、府民に分かりやすくするためのリーフレットと理解している。審議会では、もととなる提言の部分で議論すべきである。
  • 「活動をとおしての自らの人間形成、社会性の涵養に及ぶ効果」という表現は、かなり硬く、難しい。「身体を動かして、精神面でも快適な人生を送りましょう。」といった柔らかい言葉の方がよい。
  • 「スポーツごころ」を定着させたいという意図はわかる。しかし、「運動・スポーツ」と表記されている部分と混在している部分がある。「運動・スポーツ」と「スポーツごころ」との関係、位置を整理する必要がある。
  • 「スポーツごころ」を全面に出して、定着をさせたい。
  • スポーツの重要性を感じ取る言葉として、「スポーツごころ」という言葉は良い言葉。しかし、そのカテゴリーがそんなに大切なのか。
  • チャートⅢを出口と捉えている。導入として、「スポーツごころ」を使い、チャートⅢのような意識や行動を「スポーツごころ」と考えている。
  • チャートⅢの「スポーツを通じて、まちづくりにも貢献できるのではないでしょうか。」と記されているように、具体的にチャートで誘導することが必要。
  • 「生活の様々なスポーツごころ」から、「運動に関するスポーツごころ」へと絞り込んでいくことがよい。
  • 実際に、市町村の行政機関が内面に迫るとするには、どうしたらよいのかという声も出てくるだろうと予想してのチャートの作成、提案と理解する。このチャートを使って検証したことはないと思われるので、体育指導員・市町村の体育協会・行政機関等で、アドバイスが的確なのか、手応えはどうなのか等検証してみてはどうか。その中で、どの年代層が弱いか等までわかればよい。
  • チャートⅠから入るのではなく、チャートⅡから入るのがよい。スポーツの意識がどうなのかを確認することを先にしてはどうか。
  • 生活している中で、「スポーツごころ」がどれくらいあるか確認をして、その分野がどの方面であるかという誘導には納得できる。
  • 府民の「スポーツごころ」の醸成と指針(チャート)の作成については、様々な意見があり、提言とするためには、再度審議会を開催する。行政機関として、予算論議も含め検討したいので、11月か12月に再度開催し、今年度は、今回を含め三回の審議会を実施を確認したい。

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