京都府環境審議会平成22年度第2回地球環境部会議事要旨
1 開催日時
平成22年8月17日(火曜日) 午後2時50分から4時30分まで
2 場所
京都府公館「第5会議室」
3 出席者
【審議会委員】
浅岡委員、汐見委員、内藤委員、橋本委員、星川委員、本庄委員、槇村委員、藤田委員、山本委員(計9名)
上記のうち、次の委員は代理出席
汐見委員(代理:重井京都府町村会総務課長)
橋本委員(代理:今井京都府市長会事務局長)
星川委員(代理:大島地球環境政策監)
【事務局】
石野環境政策監、新井環境技術専門監、南環境政策課長、森田地球温暖化対策課長、その他関係課職員
【報道機関】 4社
【傍聴者】 1名
4 議題
京都府地球温暖化対策条例の一部改正(答申案)について
<意見交換(主な意見)>
特定建築物への府内産木材の使用義務化について
- 制度を運用していくためには、業界と協力して製品化する取組や木材の供給体制整備が必要である。
- 供給側の体力強化・林業振興のためにウッドマイレージCO2認証制度が作られた。今回この義務化規定を追加することで、需要につながり供給体制の整備にもつながるのではないか。
- 内装材だけではなく構造材でも使えるようにならなければ削減効果が上がってこないのではないか。
地球温暖化への適応策について
- 具体的に何をするかというイメージ、生命財産まで脅かされている状況にまで至っているという深刻さが伝わったほうが、削減意欲が高まるのではないか。
- 災害、感染症、農業など個別に対応するのではなくもっと大きく構造的に対応していく必要があることを意識すべきではないか。
- 網羅的に分野が見えるよう資金計画も含めて、当面の対策、ウエート付け、緊急性を含めた適応計画を作る必要があるのではないか。
条例前文について
- 全国的にみても先進的な条例であると思うが、一般的に府民の方が見ても誇りが持てるような呼びかけの内容とし、削減に向けての意欲を高めてはどうか。
京都府地球温暖化対策推進計画について
<意見交換(主な意見)>
- 地域推進計画の策定に当たっては、現地主導でやる必要があり市町村もヒアリング対象だけではなく一緒に策定していくという組織づくりが必要ではないか。
- 適応策は地域ごとに状況が異なるので、俯瞰的な地域ごとの計画、それを受けての各地域独自の計画がそれぞれ必要ではないか。