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今後、老朽化した施設が増加し「対処療法型」の補修では、30年間で約3,000億円の維持管理費が必要と考えられ、現在の年間約50億円の維持管理費では施設を適切に管理できないだけでなく、大規模補修や橋梁の架け替えが一時的に集中することとなります。
このため、計画的な維持管理を実施することにより、限られた予算で道路施設を最適な状態に保つことが必要となってきています。
ニーズの変化に対応するためには、限られた予算を「上手く、やりくり」していくことが必要です。
道路の占用や使用についての画一的な制度運用により、既存の道路資産の有効活用が妨げられている場合があり、安全性に十分留意した上で、求められるニーズに柔軟に対応することが必要となってきています。
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