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近年、全国的に、入浴施設におけるレジオネラ症の集団感染事例が報告されています。
京都府では、レジオネラ症の予防対策がより一層効果的に実施され、安心して府内入浴施設を利用していただけるよう、「京都府レジオネラ症発生予防のための入浴施設の衛生管理に関する条例」を制定し、平成17年1月1日から施行されています。
再開にあたっては、以下のことに注意しましょう。
※フラッシング・・・配管等に付着した汚れや錆などを洗い流すこと。
詳しくはこちら(PDF:782KB)をご覧ください。
お問い合わせは施設のある市町村を所管する保健所まで(施設が京都市にある場合は京都市保健所へ)
乙訓保健所(向日市・長岡京市・大山崎町)075-933-1241
山城北保健所(宇治市・城陽市・八幡市・京田辺市・久御山町・井手町・宇治田原町)0774-21-2198
山城南保健所(木津川市・精華町・和束町・笠置町・南山城村)0774-72-4302
南丹保健所(亀岡市・南丹市・京丹波町)0771-62-4754
中丹西保健所(福知山市)0773-22-6382
中丹東保健所(舞鶴市・綾部市)0773-75-1156
丹後保健所(宮津市・京丹後市・伊根町・与謝野町)0772-62-1361
京都府生活衛生課075-414-4757
府は、レジオネラ症の発生を予防するため、入浴施設の衛生管理等の情報提供やレジオネラ症に関する正しい知識の普及を行います。
また、入浴施設の設置者の方々は、レジオネラ症の発生予防のために自己啓発に努めていただくとともに、利用者へ施設の衛生管理状況を周知する等安心感の確保に努めていただくこととしています。
入浴施設の設置者の方に守っていただく衛生管理の基準です。
衛生管理基準の内容は、こちらの入浴施設の図(PDFファイル、143KB)をご覧ください。(PDF:143KB)
京都府レジオネラ症発生予防のための入浴施設の衛生管理に関する条例(PDF:186KB)
京都府レジオネラ症発生予防のための入浴施設の衛生管理に関する条例施行規則(PDF:152KB)
レジオネラ症とは、レジオネラ属菌によって起こる感染症で、この菌を含んだ細かい水滴などを吸い込んで肺まで達することにより感染します。急激に重症化し、死亡する場合もあるレジオネラ肺炎と、インフルエンザのような症状を示し、数日で自然に治るポンティアック熱とに分けられます。
他の病原菌に比べて感染力はそれほど強くないといわれていますが、乳幼児、高齢者、病人等の抵抗力が低下している人や、健康な人でも疲労等で体力が落ちている人は、発症しやすいといわれています。
人から人へ感染する感染症ではありません。
レジオネラ属菌は自然界(土壌や淡水など)に広く生息していますが、菌数は少ないと考えられています。
(1)水の滞留する時間が長いこと
(2)栄養源となる有機物があること
(3)レジオネラ属菌の増殖を助けるぬめり(生物膜)が発生していること
(4)水温が温かいこと
など条件が整えばレジオネラ属菌は増殖します。
浴槽のお湯は温かく、人の垢等が栄養源となってぬめりができやすいため、レジオネラ属菌の増殖に適した条件が整っていると言えます。そのため、浴槽や配管の定期的な清掃・消毒を行うことや水質管理を徹底するなど、ぬめりの除去やぬめりを生成しにくくする日々の衛生管理が重要です。
レジオネラ属菌は、栄養源となる有機物があると増殖しやすくなることから、浴槽に汚れを持ち込まないためにも、浴槽に入る前に身体をきちんと洗ったり、タオル等を浴槽内で使用しないことが大切です。
入浴施設を清潔に利用するために一人ひとりが心がけたいものです。
京都府文化生活部生活衛生課
電話番号:075-414-4757
FAX:075-414-4780
電子メール:seikatsu@pref.kyoto.lg.jp
京都府健康福祉部医療課
電話番号:075-414-4746
FAX:075-431-3970
電子メール:iryo@pref.kyoto.lg.jp
京都府健康福祉部地域福祉推進課
電話番号:075-414-4561
FAX:075-414-4615
電子メール:chiikifukushi@pref.kyoto.lg.jp
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