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知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた中小企業を紹介するページです。
(2024年3月18日、ものづくり振興課 足利)
「ZET-summit」にも登壇された株式会社ピューズ(神奈川県(本社等)、京都府(事業所))(外部リンク)の宮下代表取締役副社長様にお話をうかがいました。
--様々な次世代自動車や充電システム等の開発を受託されていると思いますが、ズバリ、御社のような会社って、他にありますか?
宮下)当社のように、EV一台まるまる「開発」できる会社は、自動車メーカーを除いて、国内にはありません。欧米で何社かあるくらいです。
--それを可能としているのも、御社が電気、制御をはじめ幅広い技術をお持ちだからだと思いますが、いつ頃から取り組んでらっしゃるのですか?
宮下)親会社は1980年代からEVの開発を始めています。1999年に電気関係を 中心に分社化し、当社が生まれました。
--お客さんはどういうところですか?
宮下)一番多いのは大手自動車メーカーからの受託ですね。
--欧州がEVに関して、やや足踏みしている感じもありますが、EV市場について、どう見てらっしゃいますか?
宮下)作り方も何もかも変わりますし、製造コストの問題もありますし、メーカーがやや足踏みするのはわかります。しかし、ユーザーはやはりEV志向ですし、EVのニーズは基本的に右肩上がりで推移していくと思っています。
--なるほど。
宮下)当社自身も変化が必要だと感じています。お客様である自動車メーカーや部品メーカーはもちろんですが。これからは、もっと自動車産業全体、社会全体を意識していく必要があります。例えば、バッテリーのリユースや、自動運転ソリューションなど、様々な課題がありますし。
--ほう。
宮下)なので、ここ京都事業所をイノベーションセンター的な位置づけにしていこうと考えています。
--いいですね!
宮下)そういう点でも、人材をもっと確保したいのです。「ものづくり」が好きな人がいいですね。自動車に興味がある人にとって、当社ならいろんなことができます。
--そうですよね。自動車一台まるまる開発できる会社でらっしゃいますものね!
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