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知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業等を紹介するページです。
(2024年1月9日・2月14日更新、ものづくり振興課 足利)
株式会社ミナト(外部リンク)様による、食の大展示会「MINATO EXPO」の開催予定です。
(2023年10月25日、ものづくり振興課 足利)
株式会社ミナト(外部リンク)様による「社員一推し商品展示会 MINATOテロワール」が、本日、ホテルモントレ―京都にて開催されています。
会場は大盛況
このオーガニックティーは素晴らしかったです!!(冬夏株式会社(外部リンク)様)
会場は2Fです
(2023年9月28日、ものづくり振興課 足利・御厨)
株式会社大丸松坂屋百貨店 大丸京都店8階レストランフロア プレオープン(外部リンク)に参加させていただきました
株式会社ミナト(外部リンク)が2年前から参加されているプロジェクト。ベジイソテラスさんではこだわりの農家野菜を味わえ、大阪の丸福珈琲さんでは京都の食材、丹後ジャージー牛乳のソフトクリームやカフェオレも味わえ、そのほか蕎麦、鰻、牛など盛りだくさんです。また、「まんがの壁」では、食のマンガが盛りだくさん!通い詰めてしまいそうです(笑)
(2023年2月14日、2023年7月7日更新、ものづくり振興課 足利)
その土地その土地の食材も「美食のまち」には欠かせません。 |
地下鉄十条駅から徒歩6分の便利な場所に、株式会社ミナト(外部リンク)の三温度帯の倉庫は新築されました!
隣に移転した本社には若い社員も多く、BGMが流れるオシャレ空間で颯爽と仕事をなさっています。本社2Fには、シェフが新商品の試作開発を行えるオープンキッチンも!
これら倉庫やキッチンは、生産者やメーカーにもシェアリングされています。配達車を多数保有されているため、最近は配達代行の依頼も!
地域の未利用食材の発掘にも熱心で、生産者とシェフをつなぐ「通訳」「ハブ」となっておられます。
地域の生産者の想いをシェフにつなぐ「食のプラットフォーム」として、京都を世界一の美食のまちにすることを目指し、日々活躍されています。
(令和3年5月12日、ものづくり振興課 足利・矢島、(公財)京都産業21中小企業事業継続・創生支援センター 吾郷)
株式会社ミナト(外部リンク)(京都市)の湊浩代表取締役社長様と山田営業部門・管理部門統括部長様にお話をおうかがいしました。
--いつもお世話になっておりますが、改めて御社の概要を教えてください。枠にとどまらない活動をなさっていますが、業種で言えば食品卸業ということですかね。
湊)そうですね、「食品商社」と言いましょうか。元々は、取扱商品は「加工品」を中心に、調味料・乾物缶詰・酒類・乳製品・冷凍加工食品・おばんざい・デザート、イタリアン食材・フレンチ食材・和食材などを取り扱っていたのですが、今年4月に青果事業の事業譲渡を受けまして青果も本業でやっており、取扱商品は15,000品目を超えています。
--おお!
湊)顧客は「プロの料理人」です。飲食店の料理人、ホテルのレストランの料理人、料亭の料理人といった方々ですね。
--ハイスペックな感じですね。
湊)私の父が昭和25年に創業しました。以前は居酒屋などが主な顧客でした。私自身は5年前に金融機関から戻ってきましたが、京都は世界でミシュランの星のあるお店が現在104軒と世界2位という、特殊な地であり、ここ3~4年の間に、「料理」を追求されている料理人へと顧客を拡大させてきまして、売上は2015年度比で3倍ほどに伸びていますし、コロナの影響が始まった昨期を除けば、おかげさまで右肩上がりを続けてきました。金融機関時代に一緒に働いていた山田部長にも、当社に入社してもらいました。
--そうなんですね。
湊)ホテルも、30年くらい前になりますが、一時、取引をやめたことがあるのです。というのは、汎用品に属するものは、提案しても、ホテルが導入している業務支援システムによって価格比較で選ばれてしまうのです。そうなると、大手が価格的にも優位であり、取引を積極的にできずにおりました。だから、「当社でしか扱えないものを売ろう」と方針転換したのです。その後、インバウンドの増加に伴って、たくさんのホテルが出来ていますが、おかげさまで多くのホテル様と取引いただいています。
--なるほど。
湊)料亭や高級レストランからは「こんな食材はないか」といったことをよくご相談いただきます。自社にない食材も探し当ててご提供します。お客様は大変喜んでいただいています。
--そうなのですね。
湊)そうして東奔西走して探していると、やがて全国にネットワークもできてきまして、料理人の方々に逆に提案することもしています。たとえば、北海道などの特産品や九州の特産品、また、地元京都の農産品など、さらに青果では、ハーブ類やマイクロ野菜、エディブルフラワーなど、他ではなかなか手に入らないものもご提供しています。
--それが、さきほどのような、すごいアイテム数になってらっしゃる理由ですね。
湊)そうですね。そうした結果、生産者の方々との繋がりも深めています。最近でこそ、「顔の見える」生産者さんも増えてきましたが、彼らと料理人さんを繋ぐ役割を担ってきています。
--素晴らしいですね。
湊)食べる方の「美味しい」という声を生産者さんに伝えるのも当社の重要な役目です。また、どういう方が生産されてということを料理人さんにお伝えし、それを聞くことで料理の作り方も一層変わってくると思います。
--なるほど。
湊)こうした「食べる方」「料理人」「生産者」「当社」のサプライチェーンのみんなが幸せになるようにということで、この4者全部のWIN-WIN、すなわり4×WINを目指しています。
--さらには、「青果」部門も。改めてじっくりお聞きしたいと思いますが、「事業引継ぎ」をなさいましたね。
湊)そうなんです。
--「加工品」をメインにされてきたところに、「青果」部門も、という見方ができますが、さらに、京都府に御協力いただいて「コロナ感染者自宅療養者向けセット」の配送もお世話になっております。
湊)こちらも、結果的に、料理人さんをメイン顧客にしてきていたところに、食べる方にダイレクトにという幅の広がりという見方もでき、当社としてもありがたいです。
--倉庫や配送車もお持ちですね。街でよく御社の配送車をお見受けします。
湊)倉庫は常温、定温、冷蔵、冷凍があります。温度管理は大変重要です。
--配送って、やはりするものなのですか?
湊)お客様である料理人の皆さんは、京都は特に密集していてお店の面積が大きくないこともあり、お店の面積はできるだけ客席にしたいわけです。そうすると食材を貯蔵しておくスペースがないので、当社が共同で倉庫を持ち、その都度、配送しているというわけです。
--なるほど。
湊)夜に飲食店が閉店した頃から、翌日の足りない商材の注文が入ってきます。そして、翌朝までにピッキングして、お客様ごとに仕分けして、朝7時には配送車が出発するのです。ですので、一晩中、対応しているのですよ。
--そうなのですね。
山田)こうしたことから、事業引継ぎもありましたし、こういった受発注システムをより今時のアプリを使ったものに変更するといったことを進めています。
--いいですね!
湊)拠点を拡張するとかいったことも、計画をしているところです。コロナで飲食店の皆さんも大変ですから、そうした方々に当社の倉庫をシェアリングするといったことなど、模索しているところです。
ますます楽しみですね!
(掲載日:令和3年2月2日、ものづくり振興課)
株式会社ミナト(外部リンク)(京都市)に、京都の食品を中心としたメニューの配送を開始していただいています(1月29日スタート)。
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