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ものづくり産業振興の一環で実施するプロジェクトです。
「少年院出身の子どもたちは、退院しても住むところや働き口探しで苦労する」
そう語るのは、保護司の皆さん。
働いて収入を得られなければ、再犯する可能性はどうしても高まってしまいましょう。
若い時の過ちで、社会から落後し続ける境遇をなんとか変えることができないか-
「ならば、職人として育てたい」と声を挙げてくださるのは、
職人不足が業界の存続に深刻な影を落とす、ものづくり企業の皆さん。
手に職をつけることで、自身も企業も支えられる人になってほしい-
「その先には、少年院アントレプレナー教育も必要だ」と語るのは大学研究者。
彼らの本来のバイタリティを考えれば、社会のリーダーとして育成すべき。
しかし、そのためには、「親」のようなトレーナー、すなわち、心理学等の知見を持ち、傾聴力と指導力を兼ね備えたトレーナーを育成することから必要だ-
こうした少年たちの背後には、被害者がいらっしゃり、そのお気持ちを鑑みれば、大変痛ましいです。
ただ、落後の悪循環を断ち切ることは、本人だけでなく、社会にとっても、目指すべきことではないかと考え、本プロジェクトを立ち上げてまいります。
2024年3月20日 ものづくり振興課長 足利
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