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京都は古くから都が置かれていたため砂防の歴史も古く、806年(大同元年)朝廷により大井川(嵐山)河岸の伐木禁止令が布達され、これが我が国の砂防の始まりと言われています。1684年(貞享元年)には、京都町奉行所により土砂留工事が実施され、これ以降土砂災害から町を守る砂防事業が営まれてきています。
明治6年に来日したオランダ人工師ヨハネス・デ・レーケは、淀川改修計画に先立ち、特に荒廃状況の著しい木津川流域を、翌7年に視察しています。
デ・レーケは、我が国における治水・砂防の重要性を説き、彼の考案した「デ・レーケ工法」の効果を試すため、明治8年3月から6月にかけて、木津川支川不動川において山腹緑化を中心に16工種の試験施工を実施しました。
不動川砂防歴史公園
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