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ここは松谷茂名誉園長が京都府立植物園の魅力をお伝えする部屋です。
『名誉園長の部屋』では、松谷名誉園長が植物園の見ごろ・おすすめ・お宝の植物などの魅力満載な情報を発信していきます。
旬な情報をその場でお届けしますので、『名誉園長の部屋』の更新は“きまぐれ”かも!? どうぞ、お楽しみください。
1975年 京都府入庁 1995年 京都府立植物園勤務 2006年6月 京都府立植物園園長就任 2010年5月 京都府立植物園園長退任 京都府立大学客員教授就任 京都府立植物園名誉園長就任 |
~花は咲いているのではない、咲かせているのだ~
この言葉の根源にある「生きた植物の博物館」への深い造詣とその哲学を熱く語ります。
「ほんまもんの植物園」をめざし鋭意邁進した日々を振り返りながら熱く語る府立植物園再生ストーリー
松谷名誉園長著による、再開園50周年を迎えた府立植物園の公式ガイドブック
植物園のエリア紹介、植物おもしろ話、知られざる植物園舞台裏の仕事、植物園こぼれ話。などなど、オールカラーで写真が盛りだくさん。植物園を百倍楽しむ本となっております。
松谷 茂 名誉園長(京都府立大学客員教授(大学院生命環境科学研究科))が京都新聞2月20日朝刊の企画記事「ソフィアがやってきた」に登場しました。先日2月8日、京都大原学院(旧 京都市立大原小学校)において行われた『植物は、不思議がいっぱい詰まってる!』と題した授業が紹介されたもので、20名の小学4年生、5年生の皆さんに松谷名誉園長は、日本のアカマツ、クロマツとヒマラヤスギの違いについて語り、ヒマラヤスギの種子がヒラヒラと舞う姿を観察。その種子は風に乗って親より少しでも遠いところで、生き続ける、という戦略を解説したほか、ツノゴマの果実のツノについて、種の分布域を拡げ生き残るために動物の身体に引っかけて、少しでも遠いところに運ばせるためのツノであること、イガオナモミ、アレチヌスビトハギなどの種子をルーペで観察して、これも植物の生き残りの手段であることを説明し、植物が簡単には絶えない戦略の数々を持っていることをお話ししました。
お問い合わせ
文化生活部文化生活総務課 植物園
京都市左京区下鴨半木町
電話番号:075-701-0141
ファックス:075-701-0142