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京都府農林水産技術センター農林センター(栽培技術開発部・環境部)では、省力化や新たな需要の創造、気候変動やSDGsへの対応など、生産現場が抱える課題の解決を目指した研究開発や調査活動に取り組んでいます。
特に近年は、高温障害や新たな病害虫の発生など、気候変動に伴う栽培環境の変化が農業生産や経営上の重大なリスクとなっています。そこで府内の生産者に向け、夏期の高温など栽培環境の現状や病害虫の発生動向、水稲・豆類・京野菜等での対応技術など、おもに気候変動に関わる調査・研究成果の報告会を開催することとします。
令和7年1月29日(水曜日)13時~16時30分
京都府農林水産技術センター農林センター講堂(亀岡市余部町和久成9)
Zoomウェビナーによるオンライン配信を併用
事前申込制(令和7年1月28日(火曜日)締切)、参加無料。
申込様式に必要事項を記入し、メール、FAXにてお申込みください。様式(エクセル:13KB)
または、メール本文にお名前、お住まいの市町村、参加方法(会場またはオンライン)、会場参加の場合は参加人数とお車の台数をご記入の上、お申し込みください。
E-mail:(ngc-norin@pref.kyoto.lg.jp) FAX:0771-24-4661
【口頭発表】(13時~15時20分)
・近年の気象条件の推移と特産豆類の水管理
・米白未熟粒の発生機構と近年の被害状況について
・令和6年度の病害虫発生状況について
・夏期高温が肥料の溶出、有機物の分解及び水稲の生育に与える影響を考察する
・猛暑に打ち勝つトウガラシ強勢台木
【ポスター発表】(15時20分~16時20分)
・丹波黒大豆エダマメにおける収穫・脱莢一体機の作業性
・‛京の輝き’、‛祝2号’の一発型肥料の選定
・大幅な省力化を実現するエダマメ精選別機の開発
・‛京夏ずきん’高付加価値化のための栄養成分「葉酸」含量の解明
・ゼロカーボンベース微生物由来肥料の京野菜等への利用評価
・万願寺トウガラシ収穫装置の開発
・シロイチモジヨトウに対する薬剤殺虫効果
・新たに発生が確認された侵入害虫であるシナチクノメイガについて
・タバココナジラミバイオタイプQの成虫および幼虫に対する薬剤殺虫効果
・カメムシが嫌う植物の探索
・予防防除によるネギべと病の防除対策
・水稲用除草剤の河川における実態調査
・LPWAを用いた獣害防護柵侵入感知装置の実証・普及
・コシヒカリにおける硫黄被覆肥料の施肥技術の確立
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