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南丹保健所では平成18年度から管内の京都府地球温暖化防止活動推進員とともに、地球温暖化防止をテーマにして小学5~6年生を対象に、「京都丹波未来っ子環境スクール」と題し、出前授業を行ってきました。
令和6年度については、下記のプログラムを実施します。
京都丹波未来っ子環境スクールにおける授業テーマ(PDF:556KB)
動画やSDGsノートを活用してSDGsについて学び、カルタで楽しみながら「SDGs達成のために自分ができること」を考えて発表、理解を深めつつ、考えを具体的な行動につなげます。
注※SDGs(SustainableDevelopmentGoals)とは、持続可能な世界の実現を目指して、2030年までに達成する17の目標を定めたもの(2015年8月に国連サミットで採択)。持続可能な世界とは、将来の世代のための環境や資源を壊さずに今の生活をよりよい状態にすることであり、共に成長し、他者を思いやり、環境を大切にする取り組み。
河川に生息する水生生物を採取して、タブレットや調査用の下敷きを活用しながら水生生物を分類し、その結果から水質の良否を判定します。また、環境の違いから生じる生物多様性について考察します。
(右写真)環境省水・大気環境局
国土交通省水管理・国土保全局編
公益社団法人日本水環境学会発行
「川の生きものを調べよう水生生物による水質判定」
南丹保健所では、平成18年度より管内の小学生を対象として、次代を担う子ども達に環境問題を身近に感じてもらうために地球温暖化をテーマに、自転車発電体験などを授業に組み込んだ当所独自のプログラムを展開しています。環境問題が自分達の生活に身近な問題であると感じ、環境問題に対して考える機会になっています。
地球温暖化について講義で基礎知識を習得するとともに、発電プラレール走行実験を行い、省エネ活動への意識を高めます。また、企業の取り組みや製品が、環境保全やSDGs達成に向けて大きく貢献していることを学びます。
日常的に口にする乳製品を製造している地元の工場を見学し、環境を守り、事業の持続可能性を確保するための取り組みを知ることで、牛乳パックのリサイクル等自分たちにできる行動の実践につなげていただきます。
生活に欠かせない自動車の変速機を製造している地元の工場を見学し、企業で行われているゴミの分別や排水処理など環境を守るための取り組みの大切さを知っていただきます。
工場や建設工事から発生するゴミを安全に処分するためにどのような工夫がなされているかを知り、環境を守るための取り組みの大切さを知っていただきます。
SDGsノートを用いた事前学習により、世界的な課題であるSDGsの存在を知るとともに、講義やゲームを通じてSDGs達成に向け、廃棄物の減量や再利用等の観点から自ら取り組むことができる行動について気づきを促す。
また、自分の持ち物の素材の調査・分類を通じて、3Rに関する知識を身につけ、自らの取り組みがSDGsの達成につながることを理解していただきます。
お問い合わせ
南丹広域振興局健康福祉部 南丹保健所
南丹市園部町小山東町藤ノ木21
電話番号:0771-62-4755
ファックス:0771-62-0451
環境衛生課環境係