クローズアップ京都府

※感染症対策を講じた上で開催しました

西脇知事が府民の皆さんのさまざまな活動や取り組みの現場を訪ねて語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。2月5日には、「五辻（いつつじ）の常夜灯の復元と活き活き向日町協議会」の皆さんと一緒に道路の美化活動を行った後、ボランティア活動や「あたたかい京都づくり」について意見交換しました。

また、23日には「赤ちゃん運動会inやましろ」を観戦・応援した後、子育て環境の実状について参加者の皆さんにお話を伺いました。

 さわやかボランティア・ロードの取り組みについて（向日市）

協議会の皆さんと、道路の美化活動や花壇の整備を実施

参加者の声

• ボランティア活動は、健康増進や友達づくりにもつながる。地域のお年寄りにも参加してもらうよう呼び掛けている。
• 復元した常夜灯は地域の皆さんにとってなくてはならない存在に。こうした道路美化活動が周辺地域にも広がればうれしい。
• 核家族化が進む中、子どもが地域の方と関わる機会は大切。ボランティア活動がいろんな世代の方との交流の場になっている。
• 今後は地元の小学生と一緒に花壇の整備をしたい。地域の方が集う憩いの場となるような公園を整備してほしい。
• 子どもたちの安心・安全という面では、消防団が担う役割が大きい。こうした消防団の活躍ぶりをもっとPRしてほしい。

トークを終えて…

京都の強みは、人と人とのつながりや地域の絆が大切にされてきたことだと再認識しました。ボランティア活動と、楽しいイベントを組み合わせるなど、交流の輪をより広げるための取り組みを応援してまいります。

 子育て環境日本一に向けた取り組みについて（宇治市）

参加者の声

• 外出時、授乳室やオムツ交換スペースの有無を事前に調べておかないと、出先で困ることがよくある。
• 育休中の今でも時間に余裕がないので、復職後に仕事と家事・育児をうまく両立できるかとても不安。
• 子育てで悩んだときは、ママ友や行政の窓口で相談している。子どもが室内で遊んで交流できるような場が増えるとうれしい。
• これまでコロナ禍で孤立しがちだった子育て家族同士が交流できる場を作りたいという思いで運営に携わっている。こういう交流の場や機会をもっと増やしていきたい。

トークを終えて…

子育て中の皆さんと接し、外出時や育休明けへの不安などの声も頂きました。そうした声に応えるべく、徐々に制度づくり・まちづくりを進めています。今後も市町村と連携し、子育てにやさしいまちづくりに取り組んでまいります。

書：西脇知事

先日、昔のアルバムを整理していると、わが子が小学校に入学した時の写真が出てきました。そこには校門の前で親に挟まれ、直立した子どもの姿が。晴れがましさに、緊張と喜びの入り交じった表情。そのほほえましい様子に、子の成長を実感したのを覚えています。

小学校入学式は、親がわが子を初めて社会に送り出す場でもあります。これから始まる学校教育や、そこで出会う友達や先生などへのさまざまな期待が膨らむ中、一抹の不安もあり、もしかしたら子ども以上に緊張していたかもしれません。

今では親の立場となっているわが子の入学写真を眺め、懐かしい時代にタイムスリップしたような気分を味わったひとときでした。