令和5年 年頭のごあいさつ
「あたたかい京都」づくりへ邁 進
京都府知事 西脇隆俊
あけましておめでとうございます。府民の皆さまにおかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお
新型コロナとの闘いも3年になろうとしています。長きにわたり感染防止対策に取り組んでいただいている皆さま、そして、医療従事者をはじめ関係の皆さまに、心から感謝と敬意を表します。
昨年は新型コロナの拡大に加え、ロシアによるウクライナ侵攻や世界的な物価高、さらに記録的な円安などに見舞われ、今も社会生活への甚大な影響が続いています。こうした情勢の中でも安心して豊かに暮らし、将来に向かって夢を抱くことができるよう、「あたたかい京都づくり」を進めていくことを決意し、総合計画を1年前倒しして改定しました。同計画に基づく施策を令和5年度当初予算に盛り込みます。
「時が物事を変えると人は言うが、実際は自分で変えねばならない~They always say that time changes things, but you actually have to change them yourself~」。これは米国の芸術家アンディ・ウォーホルの言葉です。今年3月、いよいよ文化庁が京都で業務を開始し、明治維新以来初の中央省庁移転が実現することとなりました。彼が言うように、この歴史的な出来事が私たちに何をもたらすかではなく、私たちがこの機会をどう活かしていくかが問われます。「文化の都・京都」の実現に向け、国と地方が連携して日本各地の文化に光を当て、世界へ発信し、ここ京都から新たな文化の潮流を起こしたいと考えています。
この他、「社会で子どもを育てる京都」の実現に向け、子育て環境日本一の取り組みを進化させてまいります。また、京都の強みである大学の「知」と学生の「力」を積極的に地域や企業に取り入れ、京都の活力を生み出してまいります。そして新名神高速道路開通や、大阪・関西万博開催などの好機を活かし、京都の発展に取り組んでまいります。
今年は
今年一年の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。
さらなる飛躍の一年に
京都府議会議長 菅谷寛志
令和5年の年頭に当たり、府民の皆さまに
昨年は年明け早々に「まん延防止等重点措置」が適用され、夏には類を見ないほどの感染拡大があるなど、令和2年、3年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた一年となりました。またロシアによるウクライナ侵攻や、原油価格・物価の高騰、歴史的な円安など、国際情勢が大きく変化する中で、私たちの社会・生活も厳しい状況に直面いたしました。
一方、各地でお祭りや行催事が再開され、ここ京都におきましても祇園祭の山鉾巡行が3年ぶりに行われるなど、コロナ禍前のにぎわいを少し取り戻した一年でもありました。
この間、京都府議会におきましても、高齢者施設などへの医療提供体制の強化や、原油価格・物価の高騰等に対する緊急対策など
引き続き、全ての府民の皆さまにとって、より豊かで住みよいまちづくりを目指して、さらに創意工夫を重ね、その信頼に応えられるよう、全力を尽くしてまいりますので、ぜひとも皆さまの貴重なお声を私ども府議会議員にお寄せいただければ幸いです。
今年の
本年が、私たちの未来を
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