電気事業のあらまし
(1)公営電気事業の役割
地方公共団体が経営する発電事業を公営電気事業といい、全国で京都府など25事業体(令和2年4月現在)が、電力の卸供給という形で、住民生活の充実や地域経済の発展に寄与しています。
京都府が行っている水力発電は、自然の力を利用した、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーであることから、環境面で果たす役割も大きいものがあります。
(2)つくられた電気はどうなるの?
発電所でつくられた電気は小売電気事業者に供給(売電)し、そこから府内の需要家に送られています。
(3)あゆみ
<水力発電関係>
- 昭和34年1月 大野発電所の建設に着手
- 昭和36年4月 企業局電気課を設置
- 同年 5月 大野発電所が営業運転を開始
- 昭和39年4月 企業局電気課を企業局公営企業課に改称
- 昭和47年6月 大野発電所が自動化運転を開始
- 昭和62年4月 京都府公営企業管理事務所を設置し、大野発電所を無人化
<風力発電関係>
- 平成 9年12月 地球温暖化防止京都会議(COP3)開催
- 平成10年10月 風力開発フィールドテスト事業観測を開始
- 平成12年10月 太鼓山風力発電所の建設工事に着手、風車の製作を開始
- 平成13年 5月 風力発電施設基礎工事に着手
- 同年 11月 太鼓山風力発電所が運転を開始
- 平成20年 6月 風力発電事業評価委員会設置(審議結果の意見集約)
- 平成30年 3月 新たな風力発電事業の実施予定者として、株式会社市民風力発電を選定
- 令和 2年 3月 太鼓山風力発電所の運転終了
【発電所の所在地】
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