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名称 | 断層の性状 | 想定される最大地震規模マグニチュード(M) |
三峠断層 | 福知山市東部から日吉町に達する延長 約30km 明瞭な断層地形は、中央部の延長 約8km | 全体 M7.2 中央部のみ M6.3 |
殿田断層 | 瑞穂町から日吉町に達する延長 約20km 中西部(約14km)と東部(約6km)で活動時期や活動間隔が異なる可能性 ※殿田断層は「西山断層帯」の西端に位置しており、西山断層帯全体の延長は約42km 殿田断層中西部を除いた延長は約28km ※西山断層帯:瑞穂町~大阪府島本町にかけて連なる断層帯であり、殿田断層、樫原断層等を包含する | 中西部のみ M6.7 添付図1(PDFファイル:324KB)(PDF:324KB) ※西山断層帯全体 M7.5 ※殿田断層中西部を除いた西山断層帯 M7.2 添付図2(PDFファイル:862KB)(PDF:862KB) |
名称 | 断層の性状 | 活動度※ |
樫原断層 | 露出断層は樫原断層に付随した地層の割れ目である可能性 発生年代は約95万年前、樫原断層の活動により約330mの隆起と推定 | 0.35m/千年(B級) 添付図3(PDFファイル:845KB)(PDF:845KB) |
活動度(m/千年) | 大地震発生の頻度 | |
A級 | 1.0以上 | おおよそ数百年~数千年 |
B級 | 0.1~1.0 | おおよそ数千年~数万年 |
C級 | 0.1未満 | おおよそ数万年~数十万年 |
※断層活動の活発さを示し、一般に、活動度が高い程頻繁に地震を起こす
なお、いずれの断層においても、直ちに大地震を起こすようなデータは得られていない。
内陸の活断層地震の発生周期は数千年以上と長く、その実態を把握することが 難しい。今回の調査では大地震発生の可能性を示す直接的なデータは得られなか ったが、調査対象とした三峠・京都西山断層帯は府内で最も規模の大きな断層帯 の一つであり、府としては不測の事態に備えた防災対策の充実が必要である。
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