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平成16年度京都府活断層調査報告

調査概要

名称断層の性状想定される最大地震規模マグニチュード(M)
三峠断層福知山市東部から日吉町に達する延長 約30km
明瞭な断層地形は、中央部の延長   約8km
全体    M7.2
中央部のみ M6.3
殿田断層瑞穂町から日吉町に達する延長    約20km
中西部(約14km)と東部(約6km)で活動時期や活動間隔が異なる可能性

※殿田断層は「西山断層帯」の西端に位置しており、西山断層帯全体の延長は約42km
 殿田断層中西部を除いた延長は約28km 
※西山断層帯:瑞穂町~大阪府島本町にかけて連なる断層帯であり、殿田断層、樫原断層等を包含する
中西部のみ M6.7
添付図1(PDFファイル:324KB)(PDF:324KB)

※西山断層帯全体 M7.5
※殿田断層中西部を除いた西山断層帯 M7.2
添付図2(PDFファイル:862KB)(PDF:862KB)
名称断層の性状活動度※
樫原断層露出断層は樫原断層に付随した地層の割れ目である可能性
発生年代は約95万年前、樫原断層の活動により約330mの隆起と推定
0.35m/千年(B級)
添付図3(PDFファイル:845KB)(PDF:845KB)
 活動度(m/千年)大地震発生の頻度
A級1.0以上おおよそ数百年~数千年
B級0.1~1.0おおよそ数千年~数万年
C級0.1未満おおよそ数万年~数十万年

※断層活動の活発さを示し、一般に、活動度が高い程頻繁に地震を起こす

なお、いずれの断層においても、直ちに大地震を起こすようなデータは得られていない。

京都府活断層調査岡田委員長コメント

内陸の活断層地震の発生周期は数千年以上と長く、その実態を把握することが 難しい。今回の調査では大地震発生の可能性を示す直接的なデータは得られなか ったが、調査対象とした三峠・京都西山断層帯は府内で最も規模の大きな断層帯 の一つであり、府としては不測の事態に備えた防災対策の充実が必要である。

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