選定理由 |
南方系の虫でフタオビミドリトラカミキリなどと同様、芦生の独特な環境を示すものである。 |
形態 |
原色昆虫大図鑑(II)甲虫篇(北隆館) 113 図版No.18:原色日本甲虫図鑑(III)(保育社)52 図版No.3を参照。体長6.5mm、黒色で梢々紫色の光沢がある。頭はかなり下向きでゆるやかに膨隆するが頭楯会合線部がやや押圧される。 |
分布 |
本州、四国、九州、屋久島、台湾。
◎府内の分布区域
北桑田郡 美山町芦生:塚本ほか(1993) |
生息地の現状 |
これまでは大学の演習林としてよく保全されてきた。 |
生存に対する脅威 |
大学の手を離れた今後、ダム建設など芦生地区の開発が大問題である。 |
必要な保全対策 |
芦生地区の自然環境を保全することが唯一の方策である。 |