選定理由 |
希少種。特徴あるよく知られた種であるが、稀な種である。本州特産。 |
形態 |
原色昆虫大図鑑(II)甲虫篇[北隆館]86図版No.7;原色日本甲虫図鑑(III)[保育社]18図版No.13を参照。体長10〜18mm、上面は2部分黄赤色。巾が広いことで他種から容易に区別される。オスはやや小型で体下面は暗褐色。メスは腹部が上翅端より露出し体下面は橙色。 |
分布 |
本州。関西では箕面、能勢などからも知られるが、一般的に極めて稀。
◎府内の分布区域
京都市左京区尾越芦火谷(1951.V.20 垂井由継採集);京都市左京区貴船(1959.IV.26 土居祥兌採集)、西山(1990)。 |
生態的特性 |
不明。芦火谷の記録は古いが、貴船では比較的最近記録されている。 |
必要な保全対策 |
成虫が早春に短期間発生すること以外、生態的特性は不明であり、産地の自然環境保全しか方策はない。 |
その他 |
日本固有種 |