選定理由 |
希少種。自然林に生息する特徴ある種である。北から南まで分布は広いが、産地は局限される。 |
形態 |
原色昆虫図鑑甲虫(II)甲虫篇[北隆館]79図版No.2;原色日本甲虫図鑑(III)[保育社]7図版No.30を参照。
体長10〜21mm、肥厚しており、触角は短いが、第3節以降は片状。オスには褐色のものと、黒色のものがある。 |
分布 |
北海道、本州、四国、九州
◎府内の分布区域
舞鶴市与保呂(1997.V.16 峰崎和子採集)。 |
生態的特性 |
本種の生態は未知であるが、関連する種にはセミ幼虫に寄生するものがあることが知られている。酢酸ベンジルのトラップに誘引された例がある。 |
生息地の現状 |
自然度がつまびらかでないが、ミヤビヒシベニボタルなどの記録もあり、自然環境が残されているのであろうか。 |
その他 |
日本固有種 |