選定理由 |
大江山の洞窟、鬼の岩屋がタイプ産地。京都府特産種。和名・学名は、大江山にまつわる伝説「酒呑童子」にちなむ。 |
形態 |
体長5.1〜6.0mm。コスゲメクラチビゴミムシに近縁であるが、オス交尾器の構造が異なる。 |
分布 |
加悦町大江山北東稜にある洞窟、鬼の岩屋から発見された。近年、隣接する宮津市の地下浅層からも確認された。 |
生態的特性 |
洞窟内の湿った場所に生息する。また、渓流沿いの地下浅層に生息する。 |
生息地の現状 |
鬼の岩屋は標高680mの稜線にある蛇紋岩の構造洞窟であるが、現在は落盤により最深部まで入ることができない。そのためタイプ産地での本種の生息の確認は困難である。 |
その他 |
日本固有種 |