昆虫類
鞘翅(コウチュウ)目 オサムシ科
鞘翅(コウチュウ)目 オサムシ科
シュテンメクラチビゴミムシ
Trechiama shuten S. Ueno, 1978
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 大江山の洞窟、鬼の岩屋がタイプ産地。京都府特産種。和名・学名は、大江山にまつわる伝説「酒呑童子」にちなむ。 |
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形態 | 原色日本甲虫図鑑(Ⅱ)(保育社 1985)PL. 14、No. 6を参照。体長5.1~6.0mm。コスゲメクラチビゴミムシに近縁であるが、オス交尾器の構造が異なる。 |
分布 | ◎府内の分布区域 与謝野町大江山北東稜にある洞窟、鬼の岩屋から発見された。近年、隣接する宮津市の地下浅層からも確認された。 |
生態的特性 | 洞窟内の湿った場所に生息する。また、渓流沿いの地下浅層に生息する。 |
生息地の現状 | 鬼の岩屋は標高680mの稜線にある蛇紋岩の構造洞窟であるが、現在は落盤により最深部まで入ることができない。そのためタイプ産地での本種の生息の確認は困難である。 |
その他 | 日本固有種 |
文献 Ueno(1978、1985)、上野ほか(編著)(1985)、奥田(2000)
執筆者 芦田久