選定理由 |
希少種。南方系の種。調査は不十分であるが、記録は1例のみの稀な種であって、今後の保全が注目される。 |
形態 |
原色昆虫大図鑑(II)甲虫篇[北隆館]116 図版No.8:原色日本甲虫図鑑(III)[保育社]56 図版No.14を参照。体長20 mm内外、Misolampidius 属同様、後翅を欠き、肩部が発達せず、なで肩である。前胸背板は邦産同属3種中もっとも強く膨隆、細い側縁は上からみえない。 |
分布 |
本州、四国、九州。
◎府内の分布区域
京都市左京区貴船:塚本ほか(1993) |
生態的特性 |
朽木にいる。 |
生息地の現状 |
貴船ではわりと最近(1980)採集されており、その頃と現在とではあまり変化は起こっていないと思われる。 |
必要な保全対策 |
生態が不明であって、北山地区としての森林保全が必要である。 |
その他 |
日本固有種 |