選定理由 |
非常に珍しい種で、産地は局限され、京都府が北限とされる。京都府の記録は1例のみ。 |
形態 |
原色昆虫大図鑑(II)甲虫篇113図版No.5:原色日本甲虫図鑑(III)50 図版No.32を参照。触角の第5節以降はゆるい棍棒状となる。特徴ある明るい上翅紋様で他種との区別は容易である。 |
分布 |
本州、九州。
◎府内の分布区域
北桑田郡美山町芦生:水野(1976) |
生態的特性 |
不明だが朽木から採れることが多い。芦生ではシイタケほだ木の上を飛翔中の個体が採れた。 |
生息地の現状 |
芦生はこれまで京都大学の演習林としてよく保全されてきた。 |
生存に対する脅威 |
大学の手を離れた今後、ダム建設など芦生地区の開発が大問題である。 |
必要な保全対策 |
芦生地区の自然環境を保全することが唯一の対策である。 |
その他 |
日本固有種 |