選定理由 |
近年、急速に減少してきている。 |
形態 |
子実体はタンポ形で細長く、黄色。頂部に径2〜3mmの結実部がつく。胞子果は斜理生で孔口部が少し突き出る。2次胞子は細長い紡錘形、10〜15μm×1〜15μm。
◎近似種との区別
子実体は寄主に直根でつき、細根分枝形のものをアシブトリアリタケ(C.sp.)という。 |
分布 |
日本全土。
◎府内の分布区域
大宮町、大江町、園部町、宝ヶ池、北白川、大文字山(左京区)、清水山(東山区)、城陽市など。多数発生、分布していたが、減少してきている。 |
生態的特性 |
地中や朽木内のムネアカオオアリ、クロオオアリ、ミカドオオアリなどから子実体が発生。3〜6月に多いが、夏や冬の雪の中でも発見することがある。 |
生息地の現状 |
比較的多い種と考えられていたが、最近になって減少してきている。 |