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項目の解説.....
分類群 |
菌類 |
目名 |
塊菌目 |
科名 |
セイヨウショウロ科 |
属名 |
セイヨウショウロ属 |
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項目の解説.....
選定理由 |
希少種で発生が少ない。 |
形態 |
子実体は塊形〜扁球形、径2.5〜3cm。表皮は初め白灰色、次第に黒褐色となり、ピラミッド型の疣状物で被われる。内部は初め白色、次第に黄色から茶褐色になる。子のうは径60〜90×50〜60μmで、通常、内部に3〜4個の子のう胞子が入る。胞子は径20〜40×20〜30μmで、大きさの差が大きい。表面に不規則で粗い網目(胞子の長径で3〜4(5)個)突起がある。成熟したものはナッツ臭がある。 |
分布 |
京都府、山口県、福岡県、ヨーロッパ。
◎府内の分布区域
鞍馬山(左京区)。 |
生態的特性 |
シイ林やコナラ林、ナラガシワ、ハシバミ老樹で礫砂の地下に発生、時に表皮が地表面に出る。イギリスではブナ林に発生するという。ヨーロッパでは8〜10月頃発生するので夏トリフと言われる。 |
必要な保全対策 |
石灰岩質土壌の保全。 |
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